マグネット付きピンクッションの作り方


アトリエにも作り方を載せました。)


 瓶や缶の裏に貼り付けて片付けられるピンクッションを作りました。
 今まで使っていた、たまたまいい大きさだった缶にお手玉を1つ放り込んで針山にしていたという状態をとうとうやめ、ネットで見かけた、おしゃれな瓶にピンクッションがくっついている、みたいなのを縫い物セットにしたいなぁと憧れたからです。


 ネットで見たものは上の写真のような、「メイソンジャー」という蓋が二重になっている保存瓶の、外側の蓋に丸く穴が開いている事を利用して、そこからピンクッションをこんもりと出す感じになっていました。メイソンジャーはなかなか近所では売っていないので、とりあえず、空き瓶とピンクッションを一緒に使ったり瓶の中にしまえたりできる針山をつくることに。




 私が作ったものは、100均のマグネットをピンクッションの中に仕込んでいます。
 瓶の蓋の裏にくっついて片付いていますので、蓋を開けてそのまま針山として使えますし、瓶の蓋を締め直して、その上にくっつけ直して使うのも、ややもすると机の上全体に広がってしまっているハンドメイド材料などとごっちゃにならずに針山が高い位置で目立つようになるのがとても便利だったりします。

【作り方】
1:100均のマグネットを丸い布で縫いくるみます。
 マグネットの大きさは、入れ物にする缶や瓶の大きさに応じて決めましょう。入れ物の蓋は、もちろん、磁石に付く素材のものを選んで下さい。
 写真の瓶は、蓋の直径が7cm、マグネットは直径4cmのものを使い、出来上がったピンクッションは直径5cmです。
 マグネットをくるむ布は、マグネットの付け外しで布が擦れても長持ちするように、しかしマグネットの磁力は弱まらないよう、マグネットの黒い色が透けにくいように、布は薄めでもしっかりしたもの、色は濃い目、が向いています。
2:次に、マグネットより直径1cmくらい大きい布のボールを作ります。これも丸い布の周囲を縫い縮めて作ります。糸は2本取りで切れないようにして、綿をたくさん詰めて裏で上手く糸を絞り、まん丸くなるように整えると可愛く仕上がります。写真のものは、直径12cmくらいの布を縫い縮めました。
3:1と2を縫い合わせます。はしご縫いで、縫目が見えなくなるようにしっかり糸を引き縫い合わせます。できあがり!
4:気が向けば、デコってみる。今回は、最近ブレスレット作りをするために買った手持ちのチェコシードビーズを一周縫い付けて、飾りにファイヤーポリッシュのパールホワイト(4mm)をぶら下げました。


 私は、使う頻度の高い白のミシン糸をそのまま放り込んでおける、ちょっと大きさのある瓶がオールインワンで便利だなと思い、ダイソーでこのガラス瓶を買ってきました。高さ9cm、蓋の直径は7cm、瓶本体はもう少しふくらんでいて、片手を広げてつかめるくらいのサイズです。蓋にはフルーツの絵柄が一周しており、瓶の側面にも何やらオリーブっぽい模様が浮き出しているという、質素なりに芸が細かい感じが気に入りました。
 ネットで写真を見ていると、セリアには、さっき書いたメイソンジャーとか、ギンガムチェックの蓋のボンヌママンのジャム瓶のパクリっぽいデザインの瓶があるみたいなので、覗いてみて小さめで可愛いのがあればバザー向けにもつくろうかな?とちょっと思ってみたり。