ワイドダブルのボックスシーツを作った

 大人用ベッドのボックスシーツにとうとう穴があいたと思ったらあっという間にびりっびりに破けてダメになってしまったので新しいのを探していたんだけど、そもそもワイドダブルは種類が少ないし、好きな色さえ選べない。
 最近バザーの布小物を縫い始めたので、ふと(あれ?ボックスシーツも作っちゃえばいいのでは……)と気づいて作り方を調べてみると簡単だった。

【作り方】
1:ベッドの表面の大きさに対して、4辺にそれぞれ30cmづつまちをとった大きさの布を用意する。(これでマットレスの厚さを越して裏側のほうでゴムで縮められる大きさになります。寸法で言えばベッドの大きさより縦横60cmづつ増やした大きさということです。)
2:立体にしたときに余る4隅の四角形を切り取って縫い合わせる。
3:布の周囲を3つ折りにして、4mくらいの長さのゴムを通す。

 できあがり! 実際は、一般的な布の巾が108cmくらいだから、まずは中央ラインで二枚の布を縫い合わせて使う大きさにしないといけない。でもワイドダブルで2人で寝るから中央に縦に縫い目が入ってても大丈夫!! できあがってベッドにセットしてみたけど、ベッドの柔らかさで縫い目の凸凹とか吸収しちゃうみたいで全然気にならなかった。布の耳同士を縦に縫い合わせたから端の始末はなかったし。 
 今回、自分で作ろうと思った決定的な理由は、いつも行く柏のサンキっていう手芸店で布が超安くセールしてて、特に綿麻の生地が種類も柄もいろいろあったこと!1mで390円。普通の半額くらいかな? 綿麻、先染め、薄黄緑、しっかりした生地でできていて、ゴムも縫いこみではなく取り換えられる作りになっているワイドダブルのボックスシーツが1680円だったらそりゃ買うよね! 火曜日に行った時、バザーの布小物用の裏地にする細かい水玉の布を1m70円で買ってきてほくほくだったんだけど、そのセールがまだ終わっていなかったら綿麻でシーツ作ろう! って同じ週に2回目行ってきちゃいました。春休みだからさなと一緒で、新学期用のプールタオルや白い靴下・下着のキャミソールも買った。パンツはいいのが無かったからダイエー行って探そう。昨日さなの下着類に名前を書き替え始めたら(こんな薄汚れたぼろきれみたいなものにわざわざ名前書き換えるんなんていやだー!)ってなって結構捨てたから。


 ボックスシーツ、縫うの大変だった。昔手縫いでベッドカバーを作ってえらい目にあったときに、ベッド関係のものは縫う長さが半端ないからもう作らないようにしようと思ったのに「気に入った布、長く使えるボックスシーツ」っていう誘惑に逆らえなかったよ! 作り方は簡単なんだけど、とにかく縫う距離が長いのと取り回す布の量が多いのがちょっと大変、更に6mの三つ折りの中にゴムを通すのも最高潮に大変で、ゴムが途中で抜けちゃいませんように……と神に祈りながらだったけど、できた! ベッドにつけてみたけど超いい感じで大満足! 大きい布モノは、こんなセールのときに布を買って作ればいいんだね! 来年あたりはソファーカバーでも作ろうかな!


追記:このシーツ、すっごい快適です。手で触ったときに感じるリネンのザラザラ感は寝てる時は気にならず、それよりも、ふんわり感、さらさら感、ほわっとした感じがして、布団の中で布にくるまれて自分の居場所が確保されているような、あたたかい一体感があります。気持ちよすぎで熟睡してしまいます!今まで、普通のつるっとした布のシーツでしか寝たことがなかったから、こんな柔らかシーツは新感覚です!この心地良さ、超最高です!