テトラポーチ(三角ポーチ)の作り方、覚書

 
 
(布の裁ち図や作り方の手順はアトリエにも載せました。ご覧ください。)

 アトリエで他の人が作っているのを見て思い出したテトラポーチ。こんなポーチ昔からありましたよね。
 作り方はネットで見つけた方法を見よう見まねで縫いましたが、自分で大きさを決めた型紙と、共布のテープの寸法など含めて覚書としてアトリエに作り方を載せました。

 私のテトラポーチの思い出といえば、結婚前の10年間東京の中野に住んでいた頃、中野富士見町から鍋横商店街に向かって登ってゆく坂道の上の方の途中に、とても頻繁にテナントの変わる店があったんです。そこがコジャレた雑貨屋だったときに、黒に箔押しのオーロラ銀色水玉模様の、チュール生地で出来た三角ポーチを見つけて可愛くて買ったという記憶です。テトラポーチって可愛くて、何に使うかも考えずに、見たら欲しくてたまらなくなっちゃうんですよね!本当にどうしてでしょう! 目を楽しませてくれる小物です。
 それで、可愛いからバザーに出す布小物として作りたいと思い、生地を買ってきて試作してみました。小さすぎるぶんにはどんなに小さくても可愛いけれどバザー的に売価に悩むし、大きすぎるのは可愛くないので、可愛いサイズでもお得感のある大きさに、高さと巾のバランスは、紙で模型を作って一番可愛く見える割合を見つけて型紙にしました。
 大きさは、ジッパーのラインの長さが11cm、ジッパーのラインの直下にある底面の辺の長さが11.5cm。底面については、この辺以外の2辺は12cmくらいあって、全体として厳密な正三角錐ではないのですが、正面からの見た目が気持ち縦長になることで、手作りアイテム的な野暮ったさを緩和して、シュっと見えるように調節しています。
 表地と裏地それぞれ、108cm巾の布が30cmあれば、8個作れます。最寄りの手芸店の特価生地のコーナーが1m290円、390円、490円なので、そこらで布を見繕い、ジッパーはダイソーで生地に似合うのを買って、1個100円で十分儲けがでる計算です。今回は裏地が1m200円でセールしていた布を買ったのでもっと安くなり嬉しいです。

 上に書いたように、大きさは自分で考えましたが、作り方は、ブログ「handmade*peanutsmama*」さんの作り方を見ながら作りました。表布も内布も、大きさをずらして2分割しておいて互い違いにファスナーに縫い付けることで、中で縫い代が集中するのを抑えるという作り方です。布を2分割することで、ファスナーの付け方も非常に簡単になっています。

 ポーチの上には共布のバイアステープで持ち手をつけました。中の布は、ハリのある薄い綿麻の生成色に蛍光黄緑の細かいドット模様。色違いの蛍光ピンクのドット生地も買いました。バザーものの内布に使いまくります。