ツイストコードのナップサックを作る

 運動会の日、子供の手荷物をナップサックに入れて登校させるようにとの手紙が来たので、持ってなかったから作ってみました。紐も金具も家にあったものを使った、ハンドメイド感あふれるナップサックです。
(手紙に「ナップサックかリュックサック」と書いてあって、何が違うの? と悩んで調べました。ナップサックはフランス語を使用した和製カタカナ語のようで、両絞りの巾着型で紐を肩紐とする簡易リュックのことを指すようです。)

 まず、布の箱の中からなんとかいけそうな布の組み合わせを見つけました。
 紐は、使いたい太さより細いものしか無かったので、2本を縒り合わせてツイストコードにして使うことにします。ぎりぎり、長さも足りました。
 紐の色が違うのも、これしか無かったからです。水色のキルティング生地の、残っているだけの大きさをフルに使って作れる大きさでバッグのサイズも確定。


 
 まず、本体に使うキルティング生地の落としミシンの糸を全部抜いて、三枚下ろしに。中綿ははがして、表と裏の2枚の布には霧吹きたっぷりでアイロンをかけてミシン針の穴を消し、普通の布に生まれ変わらせました。
 キルティングのままつかうとごわごわしすぎてやっぱり可愛くないなと思い、中綿を外したかったのです。

 ポケットは、ぺったんこのジッパーポーチを普通に作って、本体に手縫いでまつりつけています。内布は星柄の生成、表のにゃんこちゃん柄と内布の間には、白い大判フェルトを切ったものを芯地として挟んで縫っています。
 ジッパーは、以前ダイソーでカラフル5本セットで売られていたものです。



 
 ポケットは、ジッパー式のポケットなのですが、ジッパーの外も、上部をまつりつけしないでポケット自体をもポケットにしています。
 座っているときに仮にハンカチ置いたりとか、ちょっとした置き場所に。使い道あるかな……。


 Dカンとナスカンなどの金具は、昔買ったものや、捨てるバッグ類から外したものやらを溜めている袋があって、その中から選んだので、ナスカンは形が左右で違っていたりします。もう、のっけのほうから紐も色違いだし、太さも足りなくツイストさせてるし、ここまできたらクレイジー風味を追加追加ということで、これでOKです。


 可愛いっぽいのができたので満足。