大判フェルトでつくる裂き編みマット


(作り方はアトリエに載せました。)

 フローリングや椅子に座るときに座布団代わりになりそうなマットを編みました。
 100円ショップに売られている、とても大きなフェルトを見ていて、これを細く切って裂き編みしてみたらどうなるんだろうって思い、試してみたのです。


 フェルトを1.5cmくらいに細く切り、かぎ針編みで丸く編みました。普通にいい感じのマットが編めました。裂き編みをしようとして、布を裂くと、糸くずが散らばったりくしゃみがでたり大変なのですが、フェルトを細く切るときは面倒なホコリとか、一切出ません。

 フェルトなので色がビビッドになり、普通の布の裂き編みでできあがる、柔らかいグラデーションカラーのようなものとは違いますが、こういう濃い色で、冬に使う、目に暖かい色と素材のマットが作りたかったので、フェルトという冬っぽい材料で想像通りのものができあがり、満足です。

 材料の大判フェルトの使用量は、写真のマットの中央の赤い部分が、1枚分を使って編み切った部分です。直径20cmの丸ですね。そこから先は、家に余っていた大判フェルトの色を変えながらつないでいき、写真のような直径40cmの丸になりました。計算上では大判フェルトを4枚分使っている感じでしょうか?


ちなみに、円形の編み方は、
わの作り目で、
1段目:6目
2段目:前段の全ての目に2目編み入れる(6回繰り返す)
3段目:前段の目に、1目置きに2目編み入れる(6回繰り返す)
4段目:前段の目に、2目置きに2目編み入れる(6回繰り返す)
...........

と少しづつ目を増やして編みます。何段目、と書いてはいますが、ぐるぐる編みです。上のとおりに編んでいくと、各段の編み増しした部分が重なって6角形になっていってしまうのですが、丸く編みたいときは、6角形にならないように、編み増す部分の位置をずらしながら編んでいってください。