紙コップ工作で作る腕時計の作り方(妖怪ウォッチと妖怪メダルを手作り)

 


  
 ステンドグラス風の丸いプラ板メダルをはめ込めるようになっている、紙コップの腕時計です。

 さなが、1月から放送しているアニメの「妖怪ウォッチ」が大好きで、何度となく手作りの腕時計を作っていて、それも工夫して頑張って作ってあってすごくステキなのですが、私も、大人力で、ごっこ遊びができるような腕時計を、紙コップで作ってみました。

 妖怪ウォッチはアニメだけではなく、DSのゲームや男の子女の子向けの漫画などもあり、幼稚園から小学生まで幅広く人気で、妖怪ウォッチや妖怪メダル、カードの入っているお菓子などのグッズは、お店に行ってみても軒並み売り切れていて、お目にかかることもできないくらいなのです。
 これは自宅用なので妖怪ウォッチのデザインですが、バザーには、クリスマスをモチーフにしたステンドグラス風のプラ板にしたいと思ってます。


 写真のように、ストラップパーツをつけたままでも時計にはめることができます。メダルそのまんまだとバザー会場で子供がなくすだろうからです!
 材料費は、腕時計は約15円でプラ板ストラップは約20円。組み合わせた状態でも50円で売れますね! 全部、ダイソー(100円ショップ)の材料で作っています。

 以下に作り方を紹介します。


【紙コップの腕時計の作り方】
 
 材料は、カラーの紙コップ、紙コップと同じ大きさのプラスチックコップ、薄めの段ボール、スナップボタン、輪ゴムです。
プラスチックコップを買うときは、同じ大きさで紙コップにぴったり重ねられるものにしてください。プラスチックコップの底面には、「プラ」などの刻印がされていてつるつるではないのですが、これ、されていないものはないのであきらめて買います。刻印の位置が、中央だったり少し端寄りだったりの違いはあったので、せめてもと少しだけ端寄りのを買いました。

1:紙コップを上の写真のような形に切ります。180度裏側も同じデザインです。

2:腕にはめたとき時計の右側になる位置に穴を開けて、小さなスナップボタンをとりつけます。パッチンと嵌めて、裏はセロテープで止めておいてください。

3:紙コップの底面から測って6センチ位の部分でベルトを折り、輪ゴムを挟んでセロテープで留めます。このとき、輪ゴムは上の写真のように一回結んで小さくしておいてください。結び目は折ったベルトの中に隠します。

4:プラスチックコップは、底面から1cm位の部分で切ります。腕時計の文字盤の上にはめて、上部をセロテープで留めます。開閉してみて、パカパカしないように調整してください。

5:薄めの段ボールを切り抜きリング状のものを作ります。
外側は腕時計の文字盤にちょうど嵌めこめる大きさ、内側の丸は、プラ板メダルがきっちり嵌めこめる大きさにします。(うちのは約3.7cmです)。
  表面がまっ白い段ボールだと、切り抜いたままはめこめるので楽ちんです。厚みが足りなければ数枚重ねるなどしてください。
6:時計の文字盤のデザインを作って張り込み、5のリングをはめこみ、できあがりです。


プラ板のメダルの作り方】

 材料は、プラ板、細かい目の紙やすり、黒の油性ペン、色鉛筆、穴あけパンチです。
 ダイソーに売っているプラ板で、B4サイズの大きなものがありますので、これを使います。これ以外のものだと、微妙に縮み率が違ってくることがあるので、大きさは調節してください。

1:プラ板を丸く切って、黒の油性ペンでイラストを書き込む。
  この際、イラストの輪郭は太めに書きます。熱で縮むと線も細く頼りなくなるし、特に今回はステンドグラス風のデザインにするので、輪郭は太く書いてください。
2:「書いた絵を裏返して」、細かい目の紙やすりで全体的にこすります。力が強すぎたり一方向だけにこすると、傷や筋になってしまいますので、やさしく円を描くようにこすってください。全体が白っぽくなればOKです。
3:「この白っぽくやすりをかけたほうの面に」、色鉛筆で色塗りをします。間違ったら消しゴムで消せます。熱で縮んだ後は色落ちはほぼなくなります。できあがりに立体感が出て綺麗です。
4:穴あけパンチで穴を開けます。あまり奥に穴を開けるとストラップパーツが付けられなくなりますので、プラ板が破けない程度に端に開けてください。
5:焼きます。130度に熱したオーブンに、オーブンペーパーか、シリコン加工のくっつかないアルミホイルを敷いて入れます。激しく曲がりながら縮み、最後には平べったく落ち着きますので、そうなったら焼き過ぎないように敷き紙ごと取り出して、上にも敷き紙と同じものをかぶせて、厚い本などで押さえて平たくします。
6:ストラップパーツをつけてできあがり。