はじめてのアイロンビーズ

    
 昨日買ってきたアイロンビーズを、さなが始めた。
 すごい文句言ってる。「どうしてペンがないの? これもうかわなきゃよかったのに〜」とぼやき続けている。ペンっていうのは、たぶんだけど、似たおもちゃの、アクアビーズを作るときにビーズを並べる用のシャーペンのような道具のことだと思う。
 しばらくしてから見てみたら、もうやらないで投げ出したのかとおもいきや、けっこうがんばった痕跡があった。一枚目の写真です。アイロンでくっつけて繋がるというしくみを理解しきれていないようで、ビーズを埋め尽くしていないので、アイロンかけても繋がらなさそう。
 さなは昼寝をしてしまった。挫折感だけで終わったら可哀相なので、私からも何かつくってあげようと、編みものをするはずだった時間を費やし、渾身の……ただのハートを作ってみました。考えながら作ると時間かかる。でもおもしろかった。
 そうこうしていたらさなが起きて、オーブンペーパー持ってきて「さながつくったのにあいろんかけて」って言ってきたので、やんわりとさとしがてらもうひとつつくってあげた。図書館で借りたレース編みモチーフの本に出ていた、虹と雲。
 アイロンビーズって、つまりドット絵なので、アイロンビーズ専用の図案だけではなくて「ドット絵」の作品や「クロスステッチの図案」なども参考になるんだけど、大人が作ってみたいと思うような図案は、アイロンビーズのサイズで作ると大きくなってしまい実用性が無くなってしまったりする。実はアイロンビーズの半分のサイズの、「ミニハマビーズ」というのが外国にはあるそうで、通販しているサイトもあってちょっと興味あるけど、まずは普通のアイロンビーズでどんなものが作れるか試してみよう。