子供向けのスープジャーを探して。デリカポットを使ってみた感想

 うちの子、食物アレルギーがあり、アレルギー科で1年間指導してもらったおかげでだいぶ食べられるようになったものの、該当するものを含む食品は、まだ親の目が届かない場所では食べさせたくないと思っているので学校にも届けを出しています。
 通っている小学校が、アレルギーの食品が含まれる給食の日は「そのおかずだけを食べない」ではなく「その日は給食自体を食べない。お弁当を持ってくる」ことに変わりました。アレルギーの子が増えたことで対応が大変だったり、結果として危惧される誤食事故等をふせぐためのようです。

 で、幼稚園以来お弁当容器を新調してなかったのもあって、スープジャーでも買ってみようかなと探してみました。



 子供の力で開けやすそうなスープジャーとなるとあまり選択肢はなく、回しやすいプラスチックの持ち手がついているものかなぁ、と思って、スケーターというメーカーの「デリカポット」に決めました。北欧風の可愛い柄がありました。大きなスーパーなどでも売られているメジャーな商品で、ジブリやディズニーの柄などもあり、柄の選択肢は多いです。保温性能も他と比べてそう悪くないようです。
容量は300mLのものにしました。一般的なお味噌汁茶わんに、盛り付けるときのように水を入れてみて、容量を測ったら150cc程度だったので、必要十分です。

 今日届いたので、書いてあるレシピに従って「おかゆ」を作ってみました。
 熱湯で数分間予熱したポットに、生米と熱湯と塩を入れて一時間。
 一時間で、おかゆはできていました! 米は全て、割れて花が咲いている状態です。
 食べてみました。中身はまだ熱湯といえるくらい熱々です。食べられます。ただ、少し粉っぽい味でした。
 時間があるなら、鍋で煮込んで完成させたものを入れるほうがおいしいかと思われます。
 その後、さらに蓋を締めなおして数時間、通算5時間たった後にまた開けてみたら、熱くはないけど冷めてもいない、くらいの温かさでした。ぬるめのホカホカというか。そんな温度です。


 使ってみると、「ポットの胴体」は熱湯を入れても熱をもたず、「蓋」のほうは温かくなっていました。
 普通の水筒に比べて、口が広く、蓋も大きいので、余計に上のほうから熱が漏れていく作りになっているのではないでしょうか。
 なので、今後このポットを入れる保温バッグを買ったり作ったりで用意する際には、蓋のある上のほうまでしっかり断熱できるバッグが望ましいと思います。

 手作りするときには、下の写真のようなデザインが作りやすそうだなって思いました。
  



アマゾンで買ったときに、送料無料にするためにスプーンと箸のセットも買ってしまいました。
同じスケーターの「音のならないコンビセット」です。
スープジャーは中が金属なので金属のスプーンとは相性が悪く、プラなどのスプーンを使うことになるのですが、ジャーに入れても下まで届くようにスプーンの柄の長さも確保されていて、口に入れる部分も、幅は細いですが適度な深さがあり、見た目より全然食べやすく使いやすかったです。箸の先端にも、一応ざらざらの滑り止めが施されていました。音のならない、というのは、中で箸やスプーンがケースにぴったり収まり、持ち歩くときにカチャカチャ音が鳴らない作りになっているからです。こちらも、色やデザインはいろいろあります。