6月、メダカ水槽をリニューアル(メダカビオトープを再開)


 水入れの途中……


 おととしからベランダで飼っているメダカのビオトープですが、今年はバザーの準備で忙しく、春イチからの繁殖計画なんかはしていなかったんだけど(メダカは5月始めまでに卵を産ませて孵らせると、大きく健康な成魚に育つらしい)、もう夏がくるし水槽だけでも新しくして涼しげなベランダにしようと、新しい水槽を買ってきました。
 朝から自転車で隣町のホームセンターに行って来ました。丁度、押入れの天井に服を掛ける為のハンガーパイプを取り付けようと思っていたのでその買出しも兼ねて。



【1 水槽】

 新しい水槽は、ホームセンターで、透明のプラスチックの箱を買いました。上の写真と同じもので「アステージ NFボックス」という職人系の仕事などで物入れに使う用途のコンテナケースです。衣装ケースよりも丈夫だと思われます。935円位でしたので、ネットで買うよりホームセンターのほうが安いですね。
 サイズは「#45」という45L弱の容量のものです。メダカは日当たりと空気が好きなので外で飼うには底の浅い箱が良いと言われますが、底が浅い入れ物だと水が多く入れられず、夏は煮え冬凍る、と管理が難しくなってしまいます。
 自然に温度調整をしていてくれるように、あまり容器の浅さにはこだわらず、水も充分に入れておくほうがいいと思います。空気は、マツモなどの金魚藻でまかないましょう! 睡蓮鉢などの陶器のものは、高価なのと、買っても自転車では持ってこれないというのと、地震とかで壊れたらめっちゃ慌ててしまいそうなので、いつもプラスチックの箱を買っちゃってます。

 透明の箱にすると側面に苔とかついて見苦しくなるかな? と思って、前回は不透明の衣装ケースを買ったのですが、妹がそのあと透明の箱を使い始めて、お手入れしてたら大丈夫だったし、光が入ってビオトープの中も見やすかったので、私も今回は透明にしました!



【2 生き物】
 ホームセンターには、水草や水生植物はいいのが売ってなくて、生物類は、帰りのペットショップで、金魚藻とホテイアオイとヒメダカ5匹だけ買ってきました。
 他の浮草も欲しかったので、妹が水草も生体もすごく良かったと言うネットショップで水草を注文。

 上の写真のcharmという店なのですが、「浮き草おまかせ3種類+白メダカ6匹で、789円」って良くない?何か安い!よね!? って、注文。白メダカにあこがれていたので、届くのがとても楽しみ!!


 
 そして、赤いスイレンと、ウォータークローバー! ウォータークローバー、ホームセンターでも見て、すごい気になってた。水の中に鉢を沈めて茎から先を水面に出す、水生植物なんだけど、田んぼのあぜに生えていそうな、見た目がもろカタバミっていうやつではなく、本当に普通のクローバーに似た見た目で、しかも四つ葉で、もう、見た目がめっちゃくそラブリー! 私、子供の頃、草っ原で遊ぶの好きだったので、普通のクローバーもかなり好きな方なんだけど、それが水の中に沈めて育てるというキラキラみずみずしい感によりラブリーっぷりがグレードアップしていて、こんなものが置いてある周りには夢の中にしかいないようなフワフワのうさぎが跳ねて来たり、どこからともなくハートが漂ってきちまいそうな、ものすごいラブリー感なの! うちなんかには似合わない……と思いつつ、目が離せなさすぎて買っちゃったよ!
 ウォータークローバーと呼ばれるものは他にも種類があるそうで、この、斑入りの4枚葉のウォータークローバーは「ムチカ」というオーストラリア原産の種類みたい。
 そして、草原に咲く普通のクローバー(シロツメクサ)は、マメ科なんだけど、このウォータークローバーは「デンジソウ科」で、シダ植物なので、花は咲かないそうです。こんなにシロツメクサのクローバーに似てるのに、違う植物だなんて不思議!!


【3 設置】
 とりあえず、一昨年買ったのと去年生まれたメダカからの生き残りの、ヒメダカ3匹、エビ1匹を、新しい水槽に移してみました。
 丸2年使った水槽、底の砂が汚れを吸ってかなり汚くなっていたので、これからは一年に一度は砂を入れ替えようと思います。


 水は、ブリタの浄水器でろ過した水をちまちま溜めては入れてます。水槽が出来あがったあとの水足しには、外に半日ほど汲み置いた水道水を使うのですが、今日は汲み置きしてなかったし、最初は水沢山必要なので時間かかります……。素直に水質調整剤を買って使うほうが楽だと思われます。
 底砂は、ペット売り場なら大抵どこにでもメダカの砂として売られている、ピンク系の小石が余っていたので敷きました。これ、水槽の中にアオミドロという藻が増えてくると、石にすっかり絡んでしまい、アオミドロを捨てるときに砂も少しづつ捨ててしまうことになるのが微妙なところなのですが、この白っぽいピンク色、明るい色なので水槽の雰囲気が良くなるところが気に入っていて、今回もこれを使います。


 メダカのビオトープ、ホントおもしろいのでおすすめです! 水槽は外に置きっぱなしで、水が蒸発する分、汲み置き水を足していけばいいだけ。生き物は、メダカも種類が色々あるし、タニシのような貝、ヤマトヌマエビなどのエビ、ドジョウなど。水草は、日陰やメダカの産卵用にホテイアオイやその他の浮き草類、メダカの餌と酸素用に、マツモなどの金魚草の類。更にお好みで、スイレンやその他の水辺の植物を沈めて、自分なりに水辺の自然環境を模してみましょう。
 お手入れは、夏場は水草が伸びたり藻が増えたりするから、時々適当に切ったり捨てたりするくらい。水が煮えるくらい暑くなる季節は半分日陰にしてあげたりしたほうがいいけど、室内の金魚とは違って、空気のブクブクとかは入れなくて大丈夫。メダカたちは1週間くらいなら、金魚藻を食べて普通に暮らしてるから旅行も安心。
 気が向いたら、切った水草にくっついている卵を別の水槽に隔離して、いっぱい生まれる赤ちゃんメダカを育てて大きくする楽しみもあるし、水草や浮き草、水生植物を選ぶのも楽しいし、冬場は水が底まで凍りつくような地域でなければ餌をあげずに休眠状態にして水だけは足しながら放っておく。3月くらいになりメダカも活動し始める頃にニューシーズンってことで水槽や水草もリニューアルするというサイクルで、一年の中にメリハリがあるので飽きない!