黒メダカたち

 水槽を作って1週間。今年のメダカとして買った黒メダカが届いた。
 黒メダカたちと、去年からの生き残りの1匹の白メダカは、仲良くやっている。穏やかにすれ違うし、喧嘩もなにもしていない。
 
 今回の黒メダカたち、かくれんぼがすごく上手。
 隠れる時、水中に植木鉢の置いてある鉢のキワキワのところにひっそりといたり、水草の根元の裏の方にいたり、水中の植木鉢の中にこっそりいたり、6匹も居るはずなのに、この狭い水槽の中でめっちゃ探しても1匹くらいしか見つからない。

 今まで飼ったメダカは、水面近くで泳いでいる時も、水中でまったりしているときも、普通に視認できる水の中に適当にばらけていて、身を隠しているようには全然見えなかった。でも、黒メダカたちは、水面で日を浴びているときや餌を食べているとき以外の、落ち着いているときには、とりあえず身を隠して誰からも見つからない場所にいる。こういう性質みたいなのも、育てていくうちにまた変わるかな。

 隠れるのが好きそうだから、今までは水槽の隅の方にくっつけて置いていた植木鉢や水草を、水草が生い茂るまでの間でもと、水槽の中を半分に仕切るように配置して、隠れたりしやすくしてあげた。

 去年買ったウォータークローバーは、植木鉢から飛び出して、水槽の中をぐるぐる一周するくらい育ちまくって、冬に枯れたかなと思っていたけど、掘り起こして良く見たら、根や芽が部分的に緑や白だったりで生きてるように見えるので、元気な部分を切り取って妹に分けたり、改めて鉢に植え直したりした。買い直すと結構高いので、育ったら嬉しい。

 アナカリスと金魚藻もメダカと一緒に買った。あとは、ホームセンターに行ったときなどに、可愛い浮き草があったら買ってこようと思う。

 水槽作りで、今までは毎年底砂を捨てていたんだけど、今年は、一年使っていたメダカのピンクサンドを洗いなおして使ってみた。砂といっても、砂ではなく、細かい小石です。 一年分の汚れは溜まっていますが、生分解のサイクルがはたらいていたビオトープの砂なので、腐った匂いとかでもなかったし、水洗いして汚れた水を流すというのを繰り返したら汚れが流れてなくなり、砂は普通に綺麗になって、また使えるようになりました。本当の細かい川砂とか、土を粒状に固めた玉土とかだと、洗って使うのはできないだろうから、こういう細かい砂利系の砂は、節約できて良いですね! 今年は黒玉土を新規に買いましたが、砂利だと洗って使えるとわかったから、来年からはまた砂利系の砂を買おうかな。
 古い水槽は、砂を洗って、水槽本体もゴシゴシ洗って、水を入れて、同じようにベランダに出しました。しばらくすればカルキも抜け、増えてきた水草とか、産まれた卵などを入れて、赤ちゃんメダカ用の水槽にしたいと思います。