軽量紙粘土でコットンパールを自作してみた

 何が何やら、というタイトルですが、今人気のアクセサリー素材でコットンパールというものがあります。下の写真が、市販されているものです。

 綿を固く圧縮して塗装したイミテーションパールなのですが、独特の表面のデコボコがぐいぐい醸しだしてくるアンティーク感、大粒のものでも軽い点などが人気のようです。綿からできているので水には弱いため、濡らしてはいけないそうです。
 で、そのコットンパールなのですが、そんなに値段が安くないので、完成品はもちろんのこと、手作りしようとしても個数をまとめて買うとなると結構な値段になってしまいます。そこで、先日さなと遊んだ、100均の軽量紙粘土の乾いたものを見て、これで作ったら似たものができるなぁとひらめきました。
 調べたら、すでにコットンパールの類似品で、樹脂で作られたエアーパールというものもあるらしい。紙粘土でのパールビーズは、名付けるとするなら「ペーパークレイパール」?
 軽量紙粘土って、乾燥して水分が抜けたあとに紙の繊維が残るという性質のせいか、つるっつるのものを作ったつもりでも、乾くと表面が少しボコボコになるんです。その欠点を利用して、軽量紙粘土でビーズを作ってパールの色を塗ろう!と。めっちゃ安あがりじゃん!と。 


 早速、残っていた軽量紙粘土を練りなおしてビーズを作ってみた。丸くして、しわやヒビは爪でペタペタしたり指の先でツルツル磨いたり、最後に竹串で穴を開けて、がんばってつるっつるの丸いビーズを作って乾かしてみた。
 一日経った今日見てみると、結構いい感じに乾いている。表面に現れたボコボコもなんか想定通り。アクリル絵の具の白パールがあったので、青も加えて一粒だけ水色パールに着色してみた。パール感が物足りなかったから、ラメパールの水色マニキュアも重ね塗り。
 ナチュラルな真珠色にも早く塗ってみたいんだけど、うちにある絵の具の色が真っ白のパールで、少し加えたい黄色が乾燥して使えなくなっていたから買ってきてから。バザー用に何か作ってみようと思っている。
 軽量紙粘土で作る「ペーパークレイパール」。値段を気にせず大きさを決められ、色も自由自在、デコったり穴の大きさや開け具合も自由にできるし、乾かしたままのデコボコ感が気に入らなければ紙やすりで整えたりもできるし、やってみる価値はありますよ!