お弁当食べなかった

 今日は先生から、いつももりもり食べているお弁当の時間、どうしてか浮かない様子でほとんど食べずに残していたって聞いた。帰って来てから聞いてみたら、ホールで遊んでいるときに顔とかを叩いてくる子がいて、どんなにやめてほしくても何度もついてきて叩いてきたというような事を言っていた。
 「やめてってちゃんと言いなよ!」と言ったら、嫌だと言ったのに叩いてくるって言う。「嫌ならその子が居ないところで別の子と遊べばいいじゃん」って言うと、その子とも遊びたいのに叩いてくるって言う。「遊びたいなら、叩かないなら遊べるけど叩くならあなたとは遊べないよってはっきり言えば?」って言ったら、やっぱり、遊びたいし、でも叩かれるし、やめてくれないし、遊びたいのに悲しいってところで主張が止まってしまう。
 「じゃぁさ、わざと叩かれたなら即座にそれ以上叩きかえしなよ! 一度泣かすまでやって思い知らせればさなにはもう刃向かわなくなるんじゃない?」って言ってみた。「あとさぁ、どんなにさなが遊びたくても、本当に何を言ってもどうしても叩いてくる子とは遊べないよ?叩かれるの嫌でしょ?嫌だよね。でも遊びたいの? でもね、本当にどうやっても叩かれてしまうのをやめさせられないんだったら、叩かれて悲しい思いをしてでも遊びたいっていうのは、間違ってるから。どうしても友達になれない子も中にはいるからね。」
 叩かれた後に先生のところに逃げたっていうので、先生にそのこと言った?って聞いたら何も言ってないというので、「今度そんな風に叩かれたらすぐに近くにいる先生の目の前に行って、どの子にどこを叩かれたってはっきりと言いな。幼稚園では大きな声ではっきり言わないと友達にも先生にもわかってもらえないからね」って、とにかく思いつく限りの事を言っておいてみた。
 「あと、そんなことがあったってことは先生にお手紙書いておいてあげるから、あしたお手紙箱に入れなよ」って目の前で先生へのお手紙書いてあげたことで、気持ち的には納得してた。明日からはどうなるかな。
 何か一つの正しい対応策を教えるというのではなく、そのときに取ることのできる行動っていうのを沢山教えといてあげて、状況に応じて使い分けてみるようになればいいなぁと思う。