魔法のクイック料理で、おでん(ふろふき大根)

 


 鍋が届いて最初の料理! おでんを作ってみました。高圧力鍋の実力が楽しみ。
 大根は2〜3センチ幅、直径が大きい部分は半月にしています。みずみずしくて柔らかい大根でした。
 味をつけた汁で大根・ゆでたまご・ちぎってあく抜きしたこんにゃくを一緒に加圧しました。圧力鍋は味や香りがこもるので、アク抜きや下処理するべきものは面倒がらずにしてから使います。ブーケガルニやだしパックも、蓋を閉める前に取り除きましょう。練り物系は、加圧後に追加して、ふんわり仕上げます。今日のおでん種は、私の中でおでんに1品だけ練り物を入れる場合の絶対的存在「さつま揚の玉ねぎ天」。(皆さんの1品も良かったら教えてください!)
 高圧で5分圧力かけて、圧が抜けるまで自然放置……と思ったのですが、自然放置で20分待っても圧が抜けなかったので強制減圧して開けました。圧力が強いので、自然放置での減圧も前のより時間がかかるみたいです。火をかけて熱くなっているままのごとくからは外して放置したほうが、火が通り過ぎてしまわないうちに減圧しそうですね。
 他に勝手が違ったことは、今までの圧力鍋では、強火でおもりを回してからはうちの3口コンロの一番小さい部分の一番小さい弱火で圧力を保てていたのですが、魔法のクイック料理だと、同じ弱火の火力では圧力が続かないらしく、おもりの動きが止まってしまいます。一番小さい弱火よりも少し強めて、おもりが続けて回るようになりました。これも、かけられる圧力が違うというのが理由なのかな。
 「5分加圧、20分放置して強制減圧」の大根、おでんとかふろふき大根として問題ない柔らかさになっていました。でも、強制減圧したせいか、大根が少ししぼんでいました。翌日の朝には汁が染み込み直したことで直っていましたが。
 次に作るときには、妹の助言も聞いて「1分程度の加圧、熱いごとくから外しての自然放置」を試してみようかな。今までの圧力鍋での感覚が残っているので、たった1分でうまくいくはずないという固定観念が抜けなくてためらってしまいますが、思い切ってやってみようと思います。
 あと、鍋の大きさ、良かった! 今までの4Lだと、圧力かけるグループとかけないグループで鍋を2つ用意しないと足りなかったけど、今回は蓋を開けた後に練り物系を追加しても1つで済ませられる余裕があってやっぱりいい! 両手鍋で重さも前よりはごついので取り回しにくさもちょっとあるけど、3人メンバーで暮らしている間はこのくらいの大きさの鍋がちょうどいいね。

 あ、最後にひとつ。ガラス蓋が別売りだったのですが、うちに22センチの鍋蓋が無かったのでいきなり困った。ので、アマゾンで純正品、約1000円のやつをさくっと注文しました。これは何も考えずに一緒に買っておけば良かったわ。