「絵本のプールバッグ」ができた


 あとは縫うだけだったプールバッグを完成させた。作る前のめっちゃ不安だった気持ちと比べたらうまくいった気がする。
 最初は表がビニールコーティング、裏地がナイロン生地のバッグにしようと思っていて、GWにユザワヤに行ってきたときにビニール生地を買ってきてあったんだけど、買って裁断しはじめてから、生地が薄くてペラペラだなぁ、裏地になるものをつけないとやばいかも、どうしよう、失敗かもって気付き始めた。
 そして、誕生日に、友達のおおみやから思いがけなく、この前ブログに書いた怖い絵本の「悪い本」を贈ってもらったことがきっかけで、考えていたのと全然違うデザインにすることに。
 うちはいつも絵本がうちに来たら表紙カバーは外して捨ててるんだけど、この「悪い本」の表紙の絵が可愛すぎて、絵の部分だけ何枚かに切り抜いて取っておいたのだ。
 プールバッグを、透明ビニールとの二重にして、そこにこの絵を入れたら可愛いかも! 買ってしまったペラペラ生地もリカバリーできるし、この前インターネットで、そんな風に透明ビニールと二重になった表面にカラフルなおもちゃを閉じ込めたポーチがあって、可愛いなぁと思ったことがあったので、そういう感じのバッグを作ろうということになった。

 まずはダイソーに、透明ビニール的な材料がないかと探しに。見つけたのがA3サイズの透明クリアフォルダー。柔らかい塩ビでできていて、プラスチックのスライドするチャックがついているよくあるやつ。バッグのマチには粗目タイプの洗濯ネットを使うので、必要な透明塩ビシートは、バッグの前・後ろ・底の3枚分と持ち手の分。A3のクリアフォルダーを2つ購入。
 そしてラッピングや手芸のコーナーでは、クマの形の木製ボタン、ラッピング用のリボンや紐、「HAPPY」というロゴのワッペンを買った。その他に飾りに使ったのは、以前ネクタイと古着で作ったくるみボタン、さなのビーズ箱から選んだ色々なプラビーズひとつかみ。あと、アルファベットのビーズを「SANA」と綴って紐に通したもの。
 装飾のメイン、切り抜いてあった絵本の表紙は、水に濡れてふやけちゃったりしないようにこれもダイソーの、粘着シートに挟み込むタイプのパウチシートでパウチ。バッグの中に両面テープで貼り付けた。あとはバッグを作りながらじゃらじゃらーっと飾りを入れてミシンで縫って普通にプールバッグを作る。バッグの口が開いたままだと不安になっちゃうタイプの私は、最後にバッグの口にスナップボタンを一つつけときました。
 バッグ自体の作り方は、ネットで見つけたchikuchikuhappyさんというブログに掲載されている記事を見ながら作りました。(URL→http://chikuchikuhappy.seesaa.net/article/123218023.html)素材がビニールなので、ミシンでは縫いにくいです。ミシンに挟んだ時、上の面がビニールじゃない面のときは結構普通に縫えるのですが、上も下もビニールになるときは布送りがされなくなるので、お花紙で挟んで縫ったり、送り歯に頼らず自分の手で良い感じに布を押しながら縫ったり。ビニールの厚みでごわごわしてミシンでは縫いにくかった、まちとバッグの底が接する部分は手で縫ったりと、試行錯誤して作りました。




↓こういうのをイメージして作りました。