幼稚園グッズ

   
 昨日と今日で作った幼稚園グッズ。
 手拭きハンカチ、最初に考えてた色の組み合わせを間違って作っちゃったのがあるけど、できてみたらまぁいいかと思えた。このあと名前つけのときに三角パッチとつりさげ用の紐をつければ、いかにもループ付きタオル、って感じに可愛くなりそう。
 コップ袋。コップを保護するため、おなじみ「余っているタオルをキルティング」してふかふかにした。裏地の赤いチェックの布は、使い倒して破れてしまったのをソーイング用にとっといたパジャマ。
 靴袋。リバーシブルのコットンリネンキャンバス。持ち手を留めるためのループ部分をつけ間違えて、そこだけほどいて縫い直した。
 着替え袋。買った紐があまりに太すぎて紐を通す隙間に一本しか通せず、両側から引っ張る式にできなかった。アクセントで肩掛け式にできる金具をつけてみた。
 自分のものなら、まぁいいかって済ませていそうなところも、さなが幼稚園で使うものだと思うとやっぱり縫い代とか露出したままにならないようにひと手間かけて丁寧だったり可愛くしておきたくなってしまう。私の代わりに一緒に幼稚園に行って、これからは想像するしかないさなが楽しく過ごす場所に、一緒にいてその楽しさに華を添えて欲しい、そしてできればそれが楽しかった記憶と一緒に心の景色の隅っこに残っていってくれたらなって思う。
 作ったものたちをさなは結構喜んでくれている。でもまだお弁当袋も作らなければ。
 私も3〜4歳の頃、母が大きな箱型のミシンをずっと踏んで何か作っている日に、その足元のテーブルの下みたいになった部分に入って遊んだりしていた記憶がある。籠って唸るミシンの音、スチールペダルのスプリングが軋む音、モーターの臭い。なーんにも考えてなかったけど、あのとき幼稚園とか音楽教室に使う用のバッグとかを作ってくれてたのかな。