子供の絵を入れられる、小さめのプールバッグの作り方


 これから暑い日には幼稚園で水遊びがあるので、毎日タオルとパンツだけ入れたプールバッグを持参しなければならないということなので、持ち運びやすい小さめのプールバッグを作ろうかなと思いました。入れてみたのは、数日前さなと一緒に作った紙の女の子。 
 前作った、飾りを閉じ込めたプールバッグみたいに、透明で中に何か入れられるといいなって考えて、100均の「スケてるメッシュケース」というジッパーつきのビニール製の袋を2枚使って子供のプールバッグを作りました。小さめのトートバッグです。
 どうして「スケてるメッシュケース」を使ったかというと、「子供の絵を入れられるトート」を簡単に作れそうだなって思ったからです。
 この「スケてるメッシュケース」という商品は、片面が透明ビニールで、片面がメッシュのビニールになっているので、これを二枚使ってトートを作ると、チャックの中に子供の絵などを入れて飾りつつ、バッグの中身は内側のメッシュのビニールのおかげで目隠しにもなっている、という一石二鳥のバッグになります。作り方を書いておきます。

【材料】
 100均の「スケてるメッシュケース」(片面が透明ビニル、片面がメッシュのビニル生地のチャック付きのケース)を2枚
【作り方】

 1 二枚のメッシュケースの、透明ビニルのほうの面を中表に合わせて、バッグの底になる部分を縫います。このとき、4センチ以上の縫いしろをとって縫っておいてください。
 2 1で縫いしろとして大きく取っておいた部分を、幅3センチのところでカットします。これをバッグの持ち手として利用するために、それぞれ周囲を縫っておきます。ほつれない生地なので三つ折りなどはいりません。

 3 持ち手をつけます。ここ大事なのですが、バッグの上の丁度良い場所に、チャックを開けて、透明ビニールのほうには縫いつけずに、メッシュのビニールのほうにだけ縫いつけます。
 4 バッグの方の、脇も縫います。そのあと、いちど立体的にバッグの形にしてみると、底の左右の角だった部分が三角に余るのですが、これはバッグのマチになる部分ですので、つまんで縫っておきます。

 5 最後にまたここ大事なのですが、使っているときにジッパーが抜けてしまうことのないように、脇の一番上のところを、手縫いになるかもしれませんが、グルグル縫って留めておくようにしてください。(私はいじっていたら金具が片方抜けてしまい、片側のジッパーが開けられないバッグになってしまいました……!)
 完成〜! 型紙も裁断もいらず、縫うだけなのですぐにできあがります。
 小さめのビニールのトートは、子供の物を入れるのに便利だし、子供じゃなくても、レジャーや温泉などにも使えると思うので、皆さんもぜひ作ってみてください!

 チャックの中には、子供の絵じゃなくてもなんでも、プリントした紙や、はがしたカレンダーの可愛い部分、綺麗なクリアファイルを切って入れとくとか、大人ならカラフルな櫛とか鏡とかヘアゴムとか、コサージュとか、色々考えられると思います! 
 特に私のおすすめは、絵本のカバーです。子供の本って、装丁された本のカバーを取ってしまっても全く同じカラーの絵が出てくることが多いので、カバーは必要なくなって、もったいないですよね。それを取っておいて、こういうときに切り抜いて使うとすごくかわいいです。
 透明のほうとメッシュの方、裏と表を逆にして作れば、普通に内ポケットつきのトートになりますね。前は表が透明、後ろは表がメッシュとかでも。