クッキー用の抜き型を手作り


 ハロウィンの形のクッキーの抜き型が欲しくて最近ネットを探しまくっていたんだけど、単品だとひとつづつが高いし、セットだと気に入らない形も混じっているしでなかなか欲しいと思えるものが見つからず、ネットの情報をたよりに作ってみることにしました。
 今回は、プラスチックのシートで作りました。誰でも持っている「クリアファイル」の素材と全く同じです。工作用素材としてダイソーで売られていました。
 作り方は、リボン状に切ったプラスチックシートに折り目やカーブをつけていき、セロハンテープで止めるだけです。プラスチックが伸びてしまう力で目的の形が保てない場合には、セロハンテープをうまく使って形を整えると良いです。(私の作ったものの写真だと、スカルの歯の部分は側面にテープを貼り、伸び切らないよう整えています。またゴーストのしっぽの部分は型の上部にテープを貼り渡し、ある程度ちょうどいい細さになるよう整えました。)今回は、ゴースト・スカル・カボチャの3種類。使い終わったらテープを剥がして綺麗に洗えます。
 素材がへろへろなのでちゃんとクッキーが抜けるのか心配でしたが大丈夫。冷凍庫から出したて0秒のカチカチのクッキー生地には微妙ですが、数十秒して次第に柔らかくなってきてからは普通に使えます。へろへろな素材であることを活かして、型抜きの時に指で型を押さえて形を変えていくことで、クッキーの形にバリエーションをつけることもできます。(カボチャを横長にしたり、ゴーストを微妙に違う形にしたり。)
 他に、ホームセンターで「アルミ板」と呼ばれるアルミの薄板を入手し、ハサミでリボン状に切ったものを折り曲げて、金属用の瞬間接着剤で止めて作るという抜き型の作り方もあります。アルミ板は0.3ミリの厚さのものが良いそうで、それだと普通のハサミでも切れるのだそうです。(→参考URL。)これだと本当に市販のものと変わらない使い心地のものが作れます。私もそのうち作りたいけれど、今回は手元にある材料を使って手軽に作ってみました。
 もう次はクリスマスだから時期が遅れちゃったけど、いつかマニアックに「いろんな種類のドングリとその葉っぱセット」とか作りたいなぁ。ドングリは種類によって、ドングリの形だけではなく葉っぱの形も結構違うんです。特徴的な形をした、かしわ餅のカシワもどんぐりの木だし、栗のようなごわごわギザギザのもの、マテバシイのような細長くてつるんとしたものなど。