アトピーと食事

 さな、今年になってからずっとアトピーがそれ以前より悪くなって、なかなか収まらない状態が続いていたんだけど、最近やっと落ち着きはじめたと感じるようになった。
 洗濯のとき、すすぎ1回の洗剤が発売されてからそればかり使っていたのを、さなの衣類は柔軟剤なしですすぎも2回するようにした。食事を、楽だからってパン食に頼らず、なるべくご飯にするようにした。食べるものはご飯って決めると自然にヘルシーそうな献立になっていく。汁ものの部分を、野菜中心のおでん、豚汁、芋煮、つみれと春雨入り野菜スープなど、他に野菜のおかずがいらないくらいの具だくさんスープにして、ぬか漬けや自家製キューちゃんなど漬物類も常備しておくと、夕食何か作らなきゃいうハードルが下がる。
 「パン食をやめて昔の日本式の献立を食べるように指導したら、婦人系の病気からアトピーやガンまで治った」という内容の本を読んだことが、今回改めてご飯を食べるように意識し始めたきっかけ。でも、ふりかえってみると子供時代実家で母が作っていた食事は思いっきり上記の本の中で良いとされる食事だったのに、母と祖母は子宮筋腫で手術してるし、妹はアトピーぜんそくも治らなかったんだよなあ。
 だから人が病気になるかどうかにはやっぱり生まれつきの体質が一番影響すると思うんだけど、宿命的なその体質を悪化させたりやわらげたりする効果も食事や生活習慣にはあるんだろうなとも感じている。
 と、歳をとってみて、人はみんな生まれつき持たされているものがあり、そしてその体でどう生きたり暮らしていくかが人生で問われていることのひとつなんだろうなと感じます。

 話は戻って、ほかにも始めたこと。もともと、飲むと明らかに肌がつるぴかっとするから自分だけは欠かさずに飲んでいた「韓国のざくろ酢」を、妹がアトピー症状まで改善したと言いはじめたのを聞いて、朝のバナナジュースに入れて家族みんなで飲むことにした。結果、テルちゃんは髪の毛が目に見えて増えたし、私も顔がつるつるになるのは実感しているから、さなのアトピーもこのまま順調に良くなるといいな。酢はタンパク質やカルシウムを吸収しやすくしてくれるというから、お肌つるつるも髪の毛ふさふさもその効果だとするとつじつまも合う。それなら妹が言うように、アトピー体質の体の皮膚が強くなる効果もありそう。
 お酢は体を冷やす食材だから冷え体質の人や貧血に悪いという話もネットで見つけたんだけど、逆に血液サラサラになることで貧血や冷えが改善するというという説もあるからもう何を信じるかの問題って気もしてくる。今飲んでいる韓国のざくろ酢は結構よさげな酢のようだし、このおいしさと自分の体験している効果を信じて、まだしばらくは飲んでいくよ。