さなのラディッシュ祭りに古代をしのぶ

   
 ラディッシュの栽培セット、撒いてから三日目で土の中から芽が出てきた。思ってたより早かった!
 さなは大喜びで、紙を用意してベランダの前をお絵かきコーナーにして、よーく観察して、その絵を描いた。……今日ちびっと芽がでたばかりなのに、もうラディッシュが実っている絵を……! 今じっとプランターの前に陣取っていたのはなんだったの!?すげえ、子供!
 古代の人とかも、こうやって、ナチュラルに、シーズンの初めに今年の収穫を既に見たかのように、あらかじめ喜ぶような気持ちで豊作を祈って祭祀などをしたのかなぁなんて、それが人間の生まれつき持ってる心の有り方なのかな?なんて思った。
 2枚目には普通に芽が出たばかりの今日の様子の絵を描いたので安心した。