3度目の築地へ

 私の家から妹の家へそれぞれ数日づつ泊まり、孫の運動会ハシゴツアーにきていた母がとうとう岩手に帰った。
 帰る前に、お土産を探しがてら築地に寄るということで、今まで、11月、4月と行って今回3度目の築地場外へ。

 築地場外まで、東銀座から歩きました。ちょうど、東銀座から築地に歩いていく途中に、タリーズコーヒーがあって、そこが待ち合わせにちょうど良かったです。ホットカフェモカおいしかった。タリーズうまい。

 今回は月曜日に行ったので、土日には開いていなかったお店も全部開いていた。欲しいものの目星をつけたり、これはお昼を食べてから帰りに買おうって先にお昼を食べたり、商店街をトータル2周くらいはした。

 場外を歩き始めたのはもう11時近かったけど、お魚だけじゃなく、八百屋さんの野菜やフルーツとかも、生鮮食品類は、並んでいるものの新鮮さが一見してわかるお店ばっかりで、今までアメ横や中華街などを歩いたときは、そこまで強く感じたことがなかった感覚だったので、築地はやっぱりすごいのかなぁ、さすがなんだなぁと感心しました。

 お昼は、前もその店で海鮮丼を食べた「築地虎杖(つきじいたどり)」で、また海鮮丼を食べた。
 母がその店の名物の「海鮮ひつまぶし」にした。生うにが結構のっかっている桶入りの海鮮バラチラシを、最初の一膳は普通によそって食べて、のこりはお店の人がうにを全体的にめっちゃ混ぜ込んでくれて、それを一膳食べて、締めの一杯はだしを入れてもらってお茶づけにして食べる、と違った味わいを楽しめる。

 ばらちらしにうにを混ぜ込んじゃって何かどうなるんだろう…って、前回から、他の人のごはんをお店の人がぺったぺった混ぜているのを見て思っていたんだけど、母からもらって食べてみたら、なかなかおいしかったです。生うにを完全にごはんに溶かし込んで食べるなんてこと、普段することもないから、なんか新しい味で、悪くなかったです。  


 今回「まぐろ焼き」っていう、マグロの形の型で焼いている鯛焼きを売っているお店でまぐろ焼きを買った。「普通の皮&あんこ」のものと「モチモチ皮&あんこと半割の杏が3片入っている」ものの2種類がある。杏入りがおいしそうなので、杏にしたんだけど、大正解で美味しかった。あんこも、良い小豆をつかっているそうでとてもおいしいし、杏も、半割りの甘露煮が3つ横に並べて入っているので、自宅用に買って帰ったあと包丁で3分割しても、全部に杏が入っている感じになる。これは食べる人の事を考えてる!とうれしかったです。
 そして何度も言うけど、あんこがおいしい。あんこの中に、甘露煮を汁のついたまま載せて挟んでいたせいか、ゆるめでなめらかで良い。と、非の打ちどころのない一品なので、築地に行ったらぜひ食べてみてください。