どうぶつしょうぎを始めた


 iphoneのアプリに「どうぶつしょうぎ」があるのに気付いて入れてみました。さなに教えてみたら興味を示し、数日後の今日は、気付いたら、10回勝てば次の難易度に進めるという勝ちぬきチャートを、私よりちょっと先に進めている。私も、こういう頭脳ゲームがとても苦手で、たいがい弱いっていうのもあるんだけど。
 さなは私と違って、ゲームで負けたり遊びがうまくできなかったりすると本気で怒ったり悔しがって泣いたりするタイプみたいで、自分と違うから、そこで感情をあらわにされるとどう扱っていいかちょっと持て余してしまいたくなるんだけど、ひるまずに悔しさをいい方向に向けられるようにサポートしなきゃなと思う場面が最近はよくあります。しょうぎのばあいは、どうすれば負けないかをよく説明してあげたり、負けても何回もチャレンジして、どうして負けたか、どうやったら負けなかったかをよく考えるようにと言ったり、勝てるように手伝ってあげて喜ばせたり。
 対局を始めるときに盤面に「よろしくおねがいします」って表示される。そしたらさなもそれを読み「よろしくおねがいします」って自然に挨拶していたのが、なんかいいなって思いました。
 「このコマはつぎに何をしようとしてる?」「私がここにすすめたら相手がこうしてくる」とシミュレーションしていくという概念を知ったことが印象的だったみたいで、アプリに飽きるとベッドに自分のぬいぐるみをいっぱい並べて、「ぺいがここにくると!つぎにめいがきてとられちゃうから!……」などとわけのわからないことを言ってしょうぎごっこをしはじめた。
 
 これの対抗馬みたいな、囲碁の子供版「よんろのご」もアプリにあればいいのになって思って探してみたけど、それはまだ無かった。
 どうぶつしょうぎって、もう少しコマの種類がおおいバージョン、本当の将棋と同じ数のコマのあるバージョンとステップアップした商品もあるので、長く楽しめそうですね。