さなが描いた子供図鑑

←表紙
←もくじ(かみなり・かお・カレーライス・にわとり・いぬ) ←2冊目もくじ(ひと・たまご・お化粧・木)
←いぬ(だいすけ) ←ひと(まつもと)
←たまご(ハトとか) ←にわとり(クーリ)
←お化粧道具 ←き

 紙を折って冊子にして欲しいみたいなことをいうので紙を数枚半分に折ってホチキス止めしてあげたら、クリスマスにあげたこども図鑑を真似して、自分で図鑑を書いた。
 表紙には「こドも」、はじめのページには絵とページ数が示された「もくじ」が書かれていて、その次のページからは内容と、図鑑の体裁を真似している。
 おもしろかったのは、いぬと人間のページに、気に入っているTV番組の旅犬と旅人の「だいすけくんとマツモトくん」を描いていたところ。ちなみに、この犬のだいすけくんは11月に急病で亡くなってしまい、12月いっぱいは撮りためてあった番組が流れ、今日は追悼特番だった。さなは悲しんでお花とお手紙の絵を描いていた。献花に集まった人の映像を見て、死んじゃったなんていやだ〜って泣くので、TVに写っている沢山の人もみんなさなと同じにとても悲しくて泣いちゃって、だいすけくんが天国から見られるようにお花やお手紙を持って集まってきたんだよって言っといた。とにかく悲しいって言うさなに何て言えばいいのか困ったんだけど、同じ事で同じように悲しんで泣いている人がたくさんいるよって見せて教えてあげられたことで、疑問を解決してはいないけど今日のところは落とし所を見つけた感じがあって、言った私もちょっと腑に落ちた。もう少し大きくなったときにはもう少し難しいことを言ってもわかるようになってるだろう。
 にわとりのページのクーリというのは謎のキャラ。そういえばさなの中では、頭にとさか状のものを描くと「にわとり」を表すみたい。他に、パパが聞いたところによると、耳の大きくて丸い、どうみてもネズミの顔の形の絵は熊なんだけど、同じ顔の形で耳の中にもう一つ丸が描いてあるときは「ねずみ」なんだって。