ひらがな・カタカナの本のおすすめ

下村式 リズムでおぼえるカタカナアイウエオ (下村式リズムでおぼえる) お下がりでもらったいもとようこさんのあいうえおの本がとてもいいので、似たような内容のカタカナの本はないかと探しました。
 何が良かったかというと、その文字を使う単語が出てくるのではなくその文字を使った詩のような短文が書かれているところ。「め」だったら「めとめで にらめっこ あっぷっぷ」、「ん」は「きりんさんが ぺんぎんさんに ごめんなさい」とか、大きめの文字で書かれている。ページごとにひとつの物語みたいで、小さい子供がえほんを読む練習にもとてもいいし、短文ごと覚えられそうなところもいい。実際、私はすでに巻末にある絵だけの一覧表をみただけで短文がでてきちゃうようになった。
探して見つけた、似ているカタカナの本はこれです。「下村式 リズムでおぼえるカタカナアイウエオ」。同じように、カルタの読み札のような語呂の良い短文が添えられている。同シリーズの本はひらがな、カタカナ、数字があるみたい。カタカナの本は現在新品の入荷がないようで、アマゾンの古本で買いました。
 下村さんのウェブサイトに中身ものっています。(URL→http://www.n-shimo.com/pg124.html)絵が可愛くって親しみやすいところも決め手。そろそろ届くかなとワクワクしてます。
 下村さんの文章には、含蓄に富んでいるのにわかりやすくすっと染みこんでくるような魅力がある。きっと言葉の音や意味だけではなく、書かれたものを目で見たときの全体的なデザインのような観点からも、総合的に言葉のことをよく知っていて的確に使うことができる人なんだと思う。専門家だから当然かもしれないけど、ちゃんと自分自身が書く文章にもそれが現れているところが素晴らしい。以前意味もなくブログを読んでいたことがあります。だからいい人だと思う!
 戸田デザインのカタカナ絵本も可愛くて見やすかったので迷ったんだけど、私的に「短文がついているもじ絵本」の魅力に参っている状態なので断然こっちでOKです。