つみきでとんとん

 つみきでとんとん
 以前から気になっていた「つみきでとんとん」っていう絵本を買いました。まず図書館で借りてみようと思っていたのですが、蔵書になかったから結局買っちゃった。
 小人さんたちがつみきを運んできて、動物や怪獣、塀やお城、公園などを作ってゆくという絵本です。思いっきり無着色の積み木を使っているのが表紙の絵から見て取れるので「つみきあそびって最高、無色の積み木マンセー」っていうイデオロギーが先走っている内容はつまらない絵本だったら嫌だなぁって不安で、いきなり買っちゃうのはためらっていたんですが、全然そんなこともなく、純粋に面白くてステキでためになる絵本でした。
 積み木を買ってあげたところで子どもがイマイチ遊ばないとか、どうやって遊ばせればいいか、親自身も楽しみ方がよくわからないってあると思うのですが、この絵本を読むと、私も早く小人さんたちがつくっているみたいな町や動物やお城や怪獣を作りたい!ってわくわくしてしまいます。
 最近さなは、ブロック系のおもちゃ類の、作品例が書いてある説明書を開き、見ながら作ろうとする(実際に作れるわけじゃないのですが)のが大好きなので、今まで保管しておいた説明書たちを手の届くところへ出してあげているのですが、このつみきの絵本もそのような感じで使えるのでさなのマイブームにマッチしていて調度良かった。つみきで遊ぶモチベーションになるすごくいい本だと思います。
 少量から大量まで、こんなふうに遊ぶのならこれくらい積み木の数が必要だなぁっていう目安もビジュアルでわかるので、積み木をこれから買うとか、買い足してゆく際にもすごく参考になります。