クレヨン

 クレヨンも欲しい。子供のとき日曜学校とか英語教室にあったアメリカのクレヨン「クレオラクレヨン」の64色とか。クレオラクレヨン、ありえないくらいロウの臭いがするんだよ。あとなんかこう質の低いボール紙でできてるクレヨンの紙箱も。似たような色が何色も入っていて、しかも色の種類が均等に分散してなかったり。(似た色が多いにしても、黄色系、青系、赤系とバランスの良いグラデーションでいろいろ入っていれば良い気がするのに、そうではない感じ。青系ばかり異常にバリエーション豊かとか、そんな風)、そんなに色数豊富なのに、いわゆる「クレヨンの12色」みたいな基本色が入ってなかったり。(それは、そもそも自然界にはそういう「基本の色」をしたものってないよね、みたいな方針なのらしいですが)何もかも日本のクレヨンとは違っていて衝撃的だった。あの衝撃をもう一度味わいたい。
 でも蜜蝋クレヨンの8色セットも欲しい。蜜蝋クレヨンって塗った色が透けるので、色鉛筆を薄く塗ったときみたいに、色を重ね塗りして混色をすることができるそうです。可愛い……。
 佐夏はまだあまり筆圧が強くないから、少ない力で濃い色が書けるようなものじゃないといけないかなと思うんだけど、そういうクレヨンって折れやすそうだから赤ちゃん向きじゃないかな。