遠出をした

 6月に入ったらベビー用品を買い始めようと決めて、ずっと楽天やネットや通販カタログでリサーチだけをしまくっていた。とうとう6月。ショッピング解禁だ。昨日は手始めに、狙っていたベビータンスとベビージムを買った。ベビータンスは「プチタン」の大きいタンス、ベビージムは淡い色がステキな「ランデブー」のだ。ベビージムを選ぶときは、派手派手カラフル系のとどっちにするかすっごく迷っていたんだけど、別にあそこまで刺激が強いものでなくても十分刺激は受けられるんじゃないかと思いなおして、うちは基本淡い系でいくことにしてみた。最初から濃い色のものが身の回りに溢れているべきなのではなく、もっとところどころ、ピンポイントに存在するような環境がいいと思う。本人が何も言えないうちから刺激が強いものばかり見せていたら、自分が好きなものがどんなものかがわからなくなってしまいそうだし。
 そして今日は一年ぶりくらいにイケアに行った。赤ちゃん用品のうち、ベッド用カーテンと布団カバーで中々納得行くものが見つからず、キッズ用品のデザインが可愛いイケアに希望を託すことにしたのだ。電車で20分のところにイケア船橋がある。町こもり妊婦のpno、妊娠して以来一番の遠出だ。
 イケアでは可愛いものがちゃんと見つかった。天井から吊り下げる式のベッド用カーテンは、ベビーベッドコーナーに何種類もあったし、デザインの可愛い布団カバーもちゃんとあった。カーテンのほうを、白いカーテンに葉っぱの飾りがついてるナチュラルっぽいものにしたので、布団カバーも白地に蛙が描いてある緑っぽいのにしたし、ベッドのシーツも薄い黄緑だ。最初はベッドカーテンを、赤系統のポップな飾りがついているものにしようと思っていたんだけど、赤ちゃんが下から見上げたときを想像したら、緑の葉っぱのほうが素敵な気持ちになれるって感じたのだ。
 赤ちゃんが女の子だから、いろいろ作ってあげたくなると思うから、とうとうミシンも買った。まずはうちのミニベッド用に布団カバーのサイズをお直ししたり、ベッドマットに敷く汗取りパッドを、大判バスタオルを切って作ろうと思っている。「タオル工場ぷかぷか」という、国産タオルを直販価格で買えることで人気のネットショップで売ってる「裏ガーゼバスタオル」の大判タイプが、半分にしたらミニベッドにちょうどいい大きさなのを発見したのだ! 子供用バスタオルやタオルケットとしても、シーツの下に敷くベッドパッドとしても使えるので、ベビーベッドを卒業しても無駄にならない。裏ガーゼのと普通のタオル地のも、何枚か作ろうと思う。
 お会計をして最後にへこんだのが、配送料金の高さ。高すぎる……。通常体のpnoだったら、何が何でも買ったものだけではなくミシンだって無理やり持ち帰っていたと思う。でも大事な赤ちゃんのためだ、と気を取り直してレストランで休憩。スウェーデンの食べ物が何種類も少しづつ載ってるプレートと、サーモンミルクスープとミニサラダを食べて、帰ってきた。
 電車もお店も空いていたので疲れすぎるほどは疲れなかった。赤ちゃんも元気。今日のショッピングは無事終えた。次は西松屋へ衣料品を買いにいこう。本当はテルちゃんと一緒にうきうきショッピングをしたいのに、人が少ないだろうという誘惑に負けて結局平日に行動してしまう。