ミリタリー風3ポケットリュック&帆布クラッチバッグ

 

 さなに山っぽいリュックを買ってあげたあと、おにぎりとお菓子を持って最寄りの山林公園に行ったら楽しかったので、私もリュックが欲しくなり、作った。
 紺色のちゃんとした帆布を買って、裏地も同じ紺色で作ったリュック。
 柄とか派手な色遣いも好きな私、最近は「フランスの人は流行やバリエーションを追わず自分に合うベーシックな少数の服だけで着まわす」っていう的な話を読んだりして感銘を受けて、大人らしくファッションなど落ち着こうと努力しているので、リュックも大人っぽく紺色で統一した。裏地を選ぶとき、派手な組み合わせにしないで普通の紺の薄地を買うように(静まれ…我の右手よ……)的に店で凄い葛藤したのが心の修羅場だった。
 
 このリュックは、レトロミリタリー風で、上蓋を開けると巾着絞りになってます。上のあき口に穴を開けて大きなハトメを打ち、紐を通してコードロックできゅっと締める式になっています。上蓋の留金はセリアで買ったマグネットホックを使っています。

 両肩のベルトの肩当て部分は、中に保冷バッグの中に入っているようなウレタンを切って二枚重ねにしたのを入れました。肩当てや調節ベルトの長さは、大人用なので、普段の街使いのときは肩ひもを長くしてルーズに着けられるように、そこそこ長くしています。ベルトを調節するプラスチックのパーツは、安物を使い倒していてもう捨てようと思っていたリュックについていたのを切り取って使いました。

 リュックの脇に縦にジッパーが付いていて、普段の荷物の出し入れは肩紐を半分脱いでそこを開けて、簡単にできます。ジッパーを左右どちらに付けるか、自分がリュックを片脱ぎするときどっち利きかなぁ〜とやってみて、自分にとって自然だった「背負った状態で自分の右半身側」になるようにつけました。

 中にはポケットが縦に2つついていて、上のポケットはカギを入れておく用ということで、カギをカシャンとナスカンカラビナで引掛けておく用のDカンもつけました。(リュックって、普通のバッグと違い、取り回し中にわりと横倒しにしたりひっくり返ったりしてしまうことに気づいたので、カギが落ちて無くならないように)


 外ポケットが、立体的な大きめのもの3つ。この3つポケットがかっこいいなぁって、ネットで市販のリュックを見て、このデザインに決めたので理想通り実現できて満足。
 ポケットの縫いつけのとき、ジッパーまわりのマチ部分の数センチは布が重なり過ぎていてミシンの針が通らなかったので、ぎりぎりまでミシンを進め、そこだけ手縫いしました。

 夏休みの帰省に備えて「ちょっと道の駅見回ってくる!」的な、リュック背負うまでではなく外に出たいとき用に、余った布でおそろいのクラッチバッグを作りました。長財布とスマホがすっぽり入るサイズ。さらにハンカチやウェットティッシュなど+αを入れる余裕もあります。普段はバッグインバッグとしてそのままリュックに入れておける。
 持ち手と繋ぐ為の金具のタブは白、持ち手はリバティ風の青いの。