サンタからのプレゼント「フェルティミシン」


 さなにはサンタさんからプレゼントが届いた。
 今年は「フェルティミシン」っていう、ミシン糸なしで本体についている針だけでフェルトを縫える、魔法のようなミシン。私、秋にニュースを見て知って、一目ぼれでした。日本のオリジナルではなく、アメリカで昨年あたりに流行った「Sew Cool」という商品の日本版なんだって。検索してみると、アメリカのものは、おなじ本体で、白いロゴマークの印刷が「Sew Cool」となっていました。

 ミシンの針が動くところは、目を離しても、もう絶対に手が入らないようになっているくらいしっかりしたカバーで完全に囲まれていて、そのカバーの下の2ミリくらいの隙間にフェルトを通して縫うようになっている。
 針は、上から3本、下から3本が縦1列に並び、上下から同時に布に刺さってくることでフェルトの繊維を絡めて縫いつける(というか、くっつける?)ようになっている。電源は単3電池4本で、スイッチを入れていても使っていないと電気が切れる感じなので省エネしてるんだなって思う。何日か使っているけどまだ電気なくなってないし、そんなに燃費は悪くないと思う。

 ミシンと針カバーとの隙間が本当に薄い隙間なので、手芸店に売られているような一般的な厚さのフェルトだと、2枚重ねたらその隙間に入らないくらいの厚みになるので、このミシンに使うことはできない。だから「専用のフェルトしか使えない」ってことになっているんだけど、実は100円ショップに売られているようなフェルトは厚さが薄めのものが多く、そういう、隙間に通るサイズのものを重ねて縫ってみたら、単色のフェルトも普通に縫えたし、プリントフェルトも使えたという報告がネット上にはありました。ミシンの製造元が推奨していない事ですので専用フェルト以外のフェルトを使うかどうかは各自の責任で判断してもらいたいのですが、これで専用フェルト問題も解決で、たくさん遊べるおもちゃになりそうです。

 フェルトを縫うとき、布送りの機能はなく、自分の手で動かして縫います。無理に布を動かし過ぎたりしてミシンの針が折れたら自分では交換できず、送って直してもらうことになるみたいです。そこは注意しないといけません。

 年長さんのさなも、初めは私と一緒に作って動かし方を確かめ、針が折れたりしないように布をゆっくり動かすことというのをよく注意したら、あとは自分でいろいろ縫うようになりました。
 ネットの作例を見ていたら、毛糸をフェルトに縫いこむというのもできるようなので、やってみたらできて、それを利用して、毛糸を縫いこんでポシェットやネックレスを作ったり、お人形の服やぬいぐるみのネックレス、私にとリップクリームケースを作ったり、楽しそうです。

 上の画像は、さなが最近始めた「Simplog」というミニブログスクリーンショット。さなが自分で撮って加工した写真と自分で書いて登録した日記。子供のブログだから非公開にしているんだけど、いとこのお兄ちゃんと友達登録をし合って一緒にやっている。いとこの子もさなも、親のお下がりの、wifiでインターネットにつながるiphoneを使わせているので、「Simplog」のアプリからいつも日記を書きこんでいる。子供同士でコメントをつけあったり、自分で写真を撮って加工してブログに載せたり、LINEスタンプみたいな画像をつけられるのを見つけてうまく自分の気持ちに合うものを選んで使っていたりと、ときどき覗くと可愛くて面白い。