この世の行い気をつけて!

鬼灯の冷徹(1) (モーニング KC)
 この冬放映されている「鬼灯の冷徹」というアニメ、子供向けアニメというくくりではないんだけど、日本地獄が舞台で獄卒、神様、極楽、亡者などが出てくる人畜無害なコメディなので、ゲゲゲの鬼太郎妖怪ウォッチが大好きなさなも、私と一緒に毎週楽しく見ている。
 その「鬼灯の冷徹」のアニメの前回の内容に、手厚く供養されたおかげで減刑され、簡易的な刑だけで放免されるラッキーな亡者達を獄卒が案内するという様子が出てきて、その簡易的な刑で亡者が舌を抜かれていたのを見たさな、すごい恐れおののいていた。
 大人から見れば、笑って流せるユーモラスな一瞬の場面だったんだけど、とにかく舌をぶちっと抜かれたという描写が怖かったみたいで、地獄に行きたくない〜って怖がっているので「大丈夫だよ、嘘をつくと舌を抜かれるとかあるらしいけど、別に悪いことを何もしなかったら地獄には行かずに天国に行けるんだから!」って言ったら、案の定「さな……嘘ついたことあるから……地獄になっちゃうから……;;;;;」ってますますなげき始めた。なのでもうひと押し「でも、もしやってしまっても、死ぬまでに、嘘をついたことや悪いことを反省して、正直に言ったり謝ったりすれば大丈夫なんだって☆」って騙って話を終わらせといた。


 それから、さなが嘘をついていそうなときに「あ、地獄で……」などと匂わせるだけで正直に話させるのがスムーズになって何かといい感じ。
 そしたら昨日、お風呂のとき「さな……。さいきんおふろにお●っこしちゃってる……」と驚くべき告白をしてきやがった! さなにはかなり初期の頃から、お風呂の前はトイレにいく、途中で行きたくなったら一度お風呂から出て行ってくるって教えていたのでそんなことはしないと思っていたからショックで(あっこいつめ!最近お風呂掃除のとき(残り湯が妙に臭くて)変だなぁと思ってたんだよ……)とがっくりしつつも「正直に言ったから今回は大丈夫だけど、2回めからは謝っても駄目だから、もう絶対やっちゃ駄目だよ」と厳かに言ってしめといた。