グラニーブランケットが編めました

 
 年末年始あたりから編み始めた、モチーフつなぎのグラニーブランケット、3月下旬あたりに完成しました。四角モチーフの形や色がうまくいかなくてほどいて編み直したり、インフルエンザにかかって疲れて何週間か編まない日があったりしましたが頑張りました。
 最終的には6段の四角モチーフを、1枚45分くらいで編んでいきました。モチーフの数は、偶数×偶数にすると折り畳むときに都合が良いと聞いたので、モチーフを6枚×10列の大きさのブランケットにする予定だったのですが、最後に色の配置を決めているときにどうしても合わない色が出てきて1列分減らすことにしたので、最終的な出来上がりサイズは6枚×9列の、110×170センチになりました。
 ちなみに、このブランケットのサイズをどうやって決めたかというのは、イケアの製品サイトで、ひざかけにしたりソファーに置かれて使う用途のブランケットが、大体このくらいの大きさだったからです。こういう洋風なもののサイズ感がわからなかったのでイケアの製品を参考にしてみました。結果、寝ころんでもしゃがんだ姿勢でも体にすっぽり掛けたり巻けるくらいの大きさで、ソファー用のブランケットとして丁度いいと思います。
 編み方は、四角モチーフその繋ぎ方、ともに、毛糸のwebストア「チカディー」さんのブログを見て編みました。このモチーフも繋ぎ方もアメリカやヨーロッパでの昔ながらの編み方で、誰のデザインということではないようです。
 配色のデザインとしては、可愛い系の色を、単色のもの/その色主体のグラデーションのものと2枚組になるように編み溜めていきました。グラデーションに編むときの色の組み合わせは、毎回何もかもランダムというのより、6段編むなかで、中央は白→2段目は薄い色→次は濃い色で2段→薄い色→濃い色 と今回は決めましたが、濃淡使いのパターンを決めて編む方が、最後にまとまりやすいです。(始め、全部適当な色とグラデーションで編んで、数が溜まったのを並べてみたら全然可愛くなかったので、ほどいて編み直したりしました)
 全部グラデーションに編んだパターンを並べるブランケットが王道みたいですが、今回、枚数の半分を単色にしたことで、おばあちゃんが編んでくれるアレという雰囲気を少し押さえ、半分昔風で半分ポップな雰囲気にという、思っていた通りの出来上がりになったので満足しています。
 素材は100%アクリル毛糸です。低予算でっていうのもありますが、うちはさながアレルギー体質なので、気軽にじゃぶじゃぶ洗えるように、あえてアクリルだけにしています。最近のアクリル毛糸はそんなに手触り悪くないし、純毛のつるつるふわふわしっとりというのとは違いますが、これはこれでぜんぜんOKです。
 最後に、この毛布が暖かいのかという点ですが、見てわかるように格子状に細かい穴があいているデザインなので、凍てつく夜をポカポカに暖めてくれるっていうヘビーな感じではありませんが、服をちゃんと着ている状態でも、ソファーに落ち着いてTVや読書をし始めたりして動きが少なくなると体が冷えてきちゃう、というのを防止して暖かいままでソファーで過ごすことができるっていうような効果です。