くまのあみぐるみチュッパチャプスホルダーストラップの作り方


 先週本を見ながら作り始めた、あみぐるみストラップが完成しました。

 本に書かれているもののサイズを小さくしつつ、胴体にチュッパチャップスを入れられるようにアレンジしたくて、試行錯誤して編み方を記録に残しつつ作ったので、時間がかかりました。ぷりっと押し込んでチュッパチャプスを入れておけるようになっています。

 腕と脚には繋ぎにボタンを使いました。ボタンジョイントというらしいです。
 
 キラキラのストラップと、そこに使われている金具は、ダイソーで売られていた長いキラキラネックストラップを材料にしました。
 編み方を下に記しておきます。アトリエにも登録しました。

くまのあみぐるみチュッパチャプスホルダーの作り方
 雄鶏社「河合美由紀 アミグルミの本」の、10ページ「02」のくまを、
・サイズを小さく
チュッパチャプスを入れられる胴体に アレンジしました。
(アレンジしたものの出来上がりサイズ:足を伸ばして立った状態で、高さ約17センチ)
材料
黒は細いモヘアのループヤーン、約10g かぎ針6号で
赤白は並太を6号で、それぞれ約5g
副資材として、頭のてっぺんにつける紐、携帯ストラップの材料、ジョイント用ボタン、ベアーズアイ  

作り方
【脚・腕】
足は黒赤白の切替、腕は黒1色、編み方は同じ
☆ボタンをジョイントに使って胴に留める
以下、編み方の「・」の箇条書きで記した手順は、1段分もしくは1周分ごとの手順とします。
・作り目4
・すべてに増し目して8
・8目のまま3段くらい編む
・2目減らして6目に
・6目のまま6段くらい編む
・目数はそのまま、糸を替えてさらに6段編む。(1段ごとに白→赤→白→赤→白→白の縞模様にする)

【胴】
2段づつ赤と白を交互に。
チュッパチャプスを1本入れられる大きさ。(リップクリーム用など、アレンジは自由に。)
☆平面的に編み、最後に筒状に丸め、飴を入れられる隙間を開けてとじ合わせる。
・作り目5
・すべてに増し目
・一つ置きに増し目
・2つ置きに増し目
・目数変えずに2段
・3つ置きに減らし目
・目数変えずに2段
・1目減らす
・1目減らす
・そのままもう1段+13目鎖編みで増やす
・目数変えずに7段
筒状に丸めて、とじ針で下から4段までと、6段分開けて7段目から一番上までをとじ合わせる。
最後の8段分の13目増やしたところは、飴の棒が収まる部分がスカスカにならないための詰め物がわりです。胴を筒状に丸めるときに中に巻きこんで一緒にとじてください。

【ストラップ用のループ】
くまの頭のてっぺんに小さなループをつけ、そこにストラップ用パーツを装着できるようにするため、編みあがった胴体の上部に、ループになるように紐を結び付けておきます。
頭と胴体を合体させるときにループをかぎ針でくまのあたまのてっぺんから引き出します。(写真を参照)
  


【顔】
☆顔ができたら、目・耳・鼻先をつけてから、ストラップ用のループをつけておいた胴を、細めのかぎ針で顔のてっぺんからループを引き出しつつ深く埋め込み、空隙に綿を入れて顔の形を整え、胴にまつりつける。
・作り目5
・すべてに増し目
・1つ置きに4回増し目
・2つ置きに4回増し目
・3つ置きに4回増し目
・4つ置きに4回増し目
・5つ置きに4回増し目
・そのまま1周
・5つ置きに4回減らし目
・4つ置きに4回減らし目
・3つ置きに4回減らし目
・2つ置きに4回減らし目
・1つ置きに4回減らし目
・すべての目に減らし目をして1周

【目】
好みのベアーズアイをつける。

【耳・鼻先】
耳は黒、鼻先は白で、編み方は同じ。(耳のみ一周多く編む)
☆鼻先は、表面に細い赤の毛糸で、(並太赤を3本に分けた1本分を使用)鎖編み15目をとじつけて口の模様とする。綿を入れて少し膨らませた感じにまつりつける。
☆耳は半分に折り、綿を入れて半月型にする。頭にまつりつける。
・作り目5
・すべてに増し目
・1つ置きに増し目して一周(鼻先はここで終わり)
・耳のみ、2つ置きに増し目してさらに1周
以上

 参考にした本には、くまと同じように、手足の先っぽ・胴体・耳だけがふわふわ毛糸でそれ以外の部分が普通の毛糸になっているうさぎの編みぐるみもあり、それも同じようにミニサイズにして作ってみたいです。下の写真のものです。可愛い……