さがすさな

 今朝から幼稚園では、泣かない子は親が玄関から入らず子供を見送るということだった。(昨日までは朝の所持品始末を中に入って一緒にやっていた)
 さなは、朝行きあったお友達と一緒に手をつないで中へかけてったので別れはあっさりしていたんだけど、帰りに迎えに行ってみたら「かかー!さがしたよー!」って言ってきた。さなの話によると、今日は遊ばないで、ずっと私を探しまわっていたそう。幼稚園の二階に探しにいったり、家に帰ろうと園外へ出ていこうとして先生に止められたり、知らないうちに靴をかたっぽ履いていなくて、片方の靴下超真っ黒→履き換えになったりして、さなの主観では遊びは全くせずにずっと私を探しまわって泣いたりした一日だったみたい。きっと最後におやつのチョコレートクッキーを食べて機嫌を直したんだろう。
 なんか、さな、幼稚園の時間は、親は子供と離れて親だけで園内のどこかにいて、最後に教室に迎えに来てくれるっていうイメージだったみたいで(そのイメージを何度か語られたこともあるが、あえて訂正しないでおいた私も少しだけS!)、だから今日は入り口でバイバイになるなんておかしいぞ!と不安になって探しまわったってことみたい。
 玄関でバイバイして一度家に帰り、帰りにまた迎えに来るっていう真実を教えておいた。明日からはちゃんと遊びなよ!さがしまくってもおかあさんいないから! って。いままでの「かえらない!」は私が園内にいるという安心感ゆえに気が大きくなっていた結果のことだったみたい。「あしたもおかあさんのこと探しちゃうかも」っていうので「つーか最初の日からお母さんは毎日お家に帰ってたから幼稚園にはいなかったんだよ〜(てへぺろ)。どんなにさがしても幼稚園にはいないからちゃんと遊びなよ? 大好きなタイヤのブランコとかで☆」って言ったら「もうようちえんのこうえんなんてつまんないんだけど!」って言ってた。