えさがしあそびの本


「えさがしあそび み〜つけた おばけ大集合」という本、岩手から帰ってくる前の本屋で買った。
 子供が新幹線での暇つぶしにやる本で、幼児期のシールブックにつづくものの定番が、このえさがしやめいろ、まちがいさがしの本らしいです。小学生のいとこが持っているのを見て、さなでもわかるかなと買ってみました。女の子向け、男の子向けとそれぞれ出ていて、読む子が好みそうな絵で描かれているものを選ぶことができます。便利。
 さな、こういうのがわかるようになったみたいで、電車でも帰ってきてからも楽しく遊んでます。買ったこの「おばけみ〜つけた」は、全ページが表紙の通り、いろんなシチュエーションではあるものの、どれもぎっしりおばけでとても可愛い。
 さなと、問題を読ませてから一緒に探しはじめると、さなが見つけたものを「あ、それは似てるけど色が違うよ」とか言うと「ほんとだ」とわかってる風なことを言う。
 ほんとにわかってるのかな〜と疑いつつ遊び続けていたあるとき「あ、あったよこれだよ」と私が見つけたものに「かおがちょっとちがう」って言われて、またまた〜私の真似して〜と思ったら本当に耳の形が違っている別のものだった。さな、けっこう見分ける力ある!
 この手の本、ただの暇つぶしの本とおもいきや「本当に細部まで同一のもの」を見分ける力とか、間違っていてもがっかりせずあきらめずに探し続ける力、どこが違うかを言葉で言い表す表現力が付きそうでいいなぁと思いました。