岩手4日目

 
 この日は魚釣りに行く予定だったけど、雨で無理かもと予定を変更して「いわて子どもの森」という所へ行った。人里離れた山にある、キャンプ場併設の県立児童館らしいんだけど、ここがものすごく良かった。建物のなかは3階くらいぶちぬきの室内アスレチックみたいになっていて、そのアスレチックの他にも、図書室、お仕事体験コーナー、3歳以下の子が遊べるエリア、おもちゃがおいてある銭湯みたいな部屋、スタンプラリー、Tシャツやポーチなどをデコることができる手作業体験の部屋、体育館、レストランといろいろ。実費がかかるもの以外は無料。雨で遊べなかったけど、外にもアスレチック、ローラー滑り台などある。キャンプ場やロッジなどもあり、子供が複合的に楽しめるようになっている。
 室内のメイン、アスレチック的な遊具は4歳以上からでさなは遊べなかったので、きんちゃくをデコる体験をやった。200円だった。その袋を「げんきぶくろ」と名付け、げんきがないときに使えそうなものを入れておく袋ということにした。写真には前日買ったカッパポーチも写ってる。
 帰り道、午後3時半頃。車で帰る途中に本当は行くはずだった釣り場を通ったので、雨は小降りとしとしとの中間くらいだったけど、釣りをしてみようということになった。大きな木の木陰だったし傘をさせば大丈夫で、管理釣り場は初めてだったけど適当に餌を沈ませるだけでひょいっと釣れるのでとてもおもしろかった。魚を針から外すのは父の役目。さなの高さに一緒に竿を持ってあげて釣るんだけど、魚が掛かって釣り上げるという瞬間に我を忘れ、気がつくと大人が普通に釣り上げる高さになっちゃった竿にぶら下がって万歳しているさながいる……うわーごめんというのを何度もやってしまった。なので、さなにおさかなつりどうだった!?と聞くと、万歳してにこにこしてみせてくれる。