ままごとキッチンをDIY、完成

 
 ままごとキッチンは本日午前中に完成しました。お昼は昨日ホームセンターのついでに買ってきたミスドのドーナツ。買っといて良かった。佐夏の反応もよいです。椅子に座って遊ぼうとするので、キッチンは立って使うんだよって教えました。
 キッチンの材料、木材の寸法は、
・幅28センチ×長さ180センチの板1枚→60センチ×3枚の長さにカット
・幅6センチ×長さ180センチのを3枚→長さ88センチ、63センチ、60センチ、16センチをそれぞれ2枚づつにカット です。
 作り方は、
 1:木ねじ(コーススレッド)を差す場所を正確に決めて印をつけておきます。シンクまでの高さは、立った子供の肘の高さより少し低いくらいにします。コーススレッドよりもかなり細いドリルで下穴を開けるか、キリの先端で取っ掛かり程度の穴を少しだけ開けておきます。コーススレッドではない普通の木ねじの場合はちゃんとした下穴を開けておいてください。
 2:蛇口とシンクのボウルをはめ込む穴を切り取ります。大きく開けすぎたら修正がきかないので気をつけてください。私は、直径9ミリの太いドリルで円周の内側に沿って穴を超沢山開けていって、曲線も切れる幅の細い木工用のこぎりで切り抜いて、最後にボウルがちゃんとはまるようになるまで100均の平たい彫刻刀で削ってギザギザをなだらかに整えました。
 3:材料を写真のように組み合わせてコーススレッドという木ねじで止めてゆきます。ちなみに、88センチ・63センチの木材はキッチンの支柱、60センチのは後ろの支柱同士をつなぐ細い棚板、16センチのは側面で後ろと前の支柱をつなぐ板です。全体的にゆるく止めて、まっすぐに立ててみて骨組みの歪み等を直したりねじを付け直したりしてからちゃんと締めます。
 最後に、側面の支柱同士をつなぐ16センチの板は、私は小さいU字型の釘をいくつか打ち込んで繋ぎ合わせました。適当でごめんなさい。
 子どもが大きくなったら天板の高さを上げられるように、最終的には天板を取り替えて子供机にもなるように枠組みにゆとりをもたせました。全体の高さが88センチなのは、子供部屋でもよく使われているはず、いわゆる3段カラーボックスの高さに合わせたためです。
 
 シンク付近のアップです。チープDIYがモットーの私を震えさせた本物の蛇口がついてます。ボウルは100均のキャンドゥのもので、ふちの色は青、緑、黄色も売ってました。銀色のステンレスボウルを予定していたんですが、キャンドゥにはなかったので。でもつけてみたらすっごく可愛いので大満足。ままごと用の野菜や食材たちにも定位置ができました。あとはキッチンツールを掛けるフックをつけるのと、コンロのつまみもつけたいし、コンロに見せかけた小さい五徳とかも置きたいです。シンクの下の薄い棚はオーブンとかグリルをイメージしてます。ケーキが焼けたよ〜、みたいな遊び方。
 棚に引き出しとか扉をつけなかったのは、市販のものってだいたいついてるけど、どう考えても危なくて目が離せないっしょ、って思いが私の中に疑問としてあったので。妹に聞いたところ、幼稚園くらいになっても、特に複数で遊ぶときは怖くて目が離せないって言っていたのでこれでいいです。
 つくってみる方は、私のを参考に、ダメなところを改良したりしてやってみてください。
 あと、使っていて気づいた大事な情報なのですが、この28センチの奥行きの板で家具類を作ると、奥行きがあまりないので、子どもが上の方を思い切り引っ張ったりした場合等、安定感に不安を感じることがあります。前回の子供机もなのですが、もっと安定させるためには幅6センチの板を28センチより前後何センチかづつ長く切ったものを、前後の支柱をつなぐように接地する部分の側面につけるとか、置く場所が狭くなるのが気にならないご家庭ならば、そもそももっと奥行きを長くした設計で作ったりするといいと思います。