断乳失敗事件

 妹が遊びに来ていた日にノリで、おっぱいに顔を描いて断乳を始めてみた。朝一から夜寝かしつけるところまではうまくできたんだけど、夜目覚めて泣くのをいつもおっぱいで黙らせていたので、それをなだめることができず、二回目に泣いたときに面倒くさくなっておっぱいあげちゃった。夜中だし鳴き声がうるさいし、おっぱいはカチカチで痛いし、眠いのに抱っこしたり水のませたり大変だし。ママのほうも、もう全然普通の精神状態ではいられなくなる。
 最初は「いったん始めたんだから貫徹しよう」と思っていたのに、最終的には「そもそも2歳まで飲んでてもおかしくないもんをたった1歳0ヶ月でこんなに嫌がられてまで今やめることもないだろう」と、イモトはがんばって走り続けてるにもかかわらずあえなく日和ってしまいました。よっぽど覚悟して、コンディションも整えて、準備万端で望まなければならないものだと知りました。
 おっぱいあげない→3日3晩泣かれるのをひたすら耐える→3日目にオケタニにケアしてもらいに行く、という流れだけは頭に入っていたけど、実際こんな大変そうなこととは。一年前の、すみません出産なめてました、に次ぐくらいの「思ってたより全然大変、つーかかなり予想外」。すみません断乳なめてました。
 やってみたことで今までと変わった部分があります。日中家で、ちょい飲み含めて無制限にあげていたのを、昼寝と夜、寝つかせるときと眠っているときだけ飲ませるようにした。段階的に減らした方がおっぱいやめるとき自分が楽かも、という淡い希望。