幼稚園へ

 最寄りの幼稚園の遊ぶ会へ行ってきた。前回の七夕会のときのように行きも帰りも歩きで、帰りはおなかすいたーとぐだっとしてたけど、駅前のスーパーに寄って買い物もして帰ってこれた。
 数人単位で幼稚園の各クラスの自由遊びの時間に混ぜてもらい一緒に遊ぶみたいな感じで、うちは年少さんのクラスだった。さなは、おままごと、大きなつみき、ぬりえ、おえかき、つみき、木琴などいろいろ遊んでいた。
 園内どこでも遊んで良い時間なので教室の中は人が少ないかと思いきや結構たくさんいた。年少さんだったからか、グループ遊びをしている感じではなく、ひとつの遊びをしばしやって、つられて数人がなんとなく同じことをし、またいつのまにか別の遊びに移りという感じで、ときどきけんかして泣いちゃった子を先生がなぐさめて抱っこしたり、ひとりでしばらく何かしている子もいたりと、みんな自然体だった。
 さなより一つだけ上の歳の年少さんのクラスだったから、行動とかおしゃべりとかやってることや雰囲気は今のさなとほとんど変わらなくて、お姉ちゃんお兄ちゃんになったら幼稚園でこんな風に過ごすのかぁ、っていうのではなくて、さなもこんな風に幼稚園で過ごすんだろうなぁと想像することができた。でも家だけで育ててるのは違って、こうやって沢山の子と好きなように遊んで体験する毎日が、人間関係を学ぶ基礎になっていくんだろうな。
 教室内にトイレがあって便利そうだった。
 一時間遊んだ後はホールに戻って、お茶をもらって手遊びと絵本を読んでもらった。去年の夏、お友達に誘ってもらって保育園に遊びに行って、最後に絵本の時間があったときは、全然集まれないし落ち着けなくて、ひとりで別の遊びをしていたさなだけど、今日は私と離れて前のほうに集まって体育座りして、先生が呼びかけるのにお返事をしたり、一緒に手遊びをしたり、読んでくれる絵本を集中して見たり、ちゃんとできていた。
 次10月にある保育見学は遊んだりはできなくて、どのように保育が行われているかという様子を親が見学するための会みたい。