自分を変える

 出産後は母が少しだけ手伝いに来てくれることになってる。pnoは、実家の家族の中で一番適当でずぼらな救いようのない子だと思われていて、猫を飼っていることもあって、赤ちゃんがくる家をちゃんと清潔にできているのか・できるのかって事あるごとに母にうるさく心配される。今週なんてわざわざ岩手から千葉までうちを視察にくるのだ。昨日も病院から帰ってきて夕方電話で話したときにその話をされて超うるさかったので凄く凄く気持ちが滅入ってしまい、出産後もこんなにうるさくされたんじゃきっとストレスでおっぱいも出なくなる……と本当に落ち込んでしまった。
 でもおっぱいが出ないわけにもいかないから、赤ちゃんがお腹がすいたり心配させたりしないように、母に文句も言わせないくらい家も綺麗にするし、それでもうるさくされるようなことがあっても、自分はちゃんとやってるから文句言われても気にしないってそんなことで落ち込まないような精神状態になろうと決意した。以前、自分が自分じゃなくなってでも赤ちゃんを助けたいと思ったということを書いたけれど、それはこういう意味。どちらかというと自分の存在にアイデンティティを強く感じている私にとって、自分自身の、今までずっとこのままでいいし変わる必要もないと思っていた部分を変えるっていうのは自分が自分じゃなくなるくらい重い出来事だ。変えてでも赤ちゃんは困らせないようにしたい。人が人生の中で成長するときってこんなときなんだと思う。
 今日は、なくてもよかったけど、あれば掃除が更に気軽にできるようになると思われるグッズを買いに行こうと思う。今までからぶき・水ふき兼用だったモップの柄を、からぶきシートから水ふきの雑巾に付け替えるのが面倒くさくて水ふきがおっくうになっていたので、それぞれを専用にするためにもう1本買う。掃除用具の消耗品(ほこりとりのハンドモップの替えシートとか)も、予備が少なくなるとほこりとり自体をしなくなっていくから、たくさんストックを買っておこう。掃除機のパックはこないだ買ったから大丈夫。オイルポットを丸洗いするときに楽になる重曹もなくなっているから買おう。がんこ汚れに重曹と一緒に使うとすっきり落ちる液体せっけんも少なくなっているので作って満タンにしておこう。そして明日視察に来られても大丈夫なように家を大掃除しなきゃ。