かぎ針編みで大人の帽子

  
 冬用の帽子を編んでみた。今年まだ冬の帽子買ってないので、普段使えるような、なんでもないただの黒いニット帽というテーマです。
 編み方は、「長編み2目・鎖編み1目・長編み2目」を5目ごとに一回編み入れる、シェル編みという編み方にしてみました。簡単です。写真にはうまく写りませんでしたが、扇の形の模様がタテヨコに整列したネットのような模様になってます。
 糸はダイソーのスパンコールの入ったモヘアを1玉半、およそ60グラム使いました。細い糸の3本どりで並太の太さになっているのですが、モヘアといってもアクリル糸のせいか、ふわふわというよりもじゃもじゃした感じの糸です。
 太いターバン状に編んで、内側から頭頂部を引き締めただけの作りです。私の頭のサイズを測ってから、軽く伸ばしてその長さになるように作り目をして編みました。丁度良くて良かったです。私のサイズなのにさなでもわりと普通にかぶれてます。ニット帽は偉大。
 かぶるときにへりを折り返すか折り返さないかで表情が少し変わります。
 編みもの初心者を始めてから、古くなってタンスに詰め込んであるセーターが「ほどいて編みものの練習に使えそうな毛糸」に、玄関の物入れに入っている梱包用の麻紐が「編んでカゴバッグを作れそうな糸」に見えてしまって仕方ありません。糸や紐やそうできそうなものに対して肉食獣になってる。自分が怖いです。