睡蓮鉢はじめました


 育てたがりのさなが、金魚飼いたい金魚飼いたいとうるさいので飼育方法を調べてみると微妙に大変そうで、もっと楽そうなものは無いかと調べていたら、屋外でスイレンとメダカを一緒に育てる「睡蓮鉢」というものに出会いました。今は通販で全部セットになって売られているらしい。下の写真のような商品です。

 おお…あの、昔住んでたマンションの大家さんが自宅の庭の水鉢で育てていたあれね!いいね!
 ビオトープといって、睡蓮と水草とメダカなどを入れた水鉢の中で、自然環境のような状態をつくるしくみになっているらしい。
 通販で上のようなセットを買って育てている人のページとか、睡蓮やメダカ、水草の個々の育て方などを調べてみて、これならできるかも!って思い始めた。
 そして今日、さなと自転車で最寄りのホームセンターに行って買ってきました。水鉢はとりあえずプラスチックのにしようと思っていたけど、ネットで見るような、底に栓ができる大きな鉢が無かったので、とりあえず、収納ケースの良さ気な大きさのを買い、すだれを巻いて使うことに。すでに見た目がえらい違うよ……。カッコいい鉢、欲しいっすー。
 メダカも売っていて、10匹で350円。睡蓮は、ゴールデンウェースという熱帯スイレンのピンク系の花が咲くらしい株、1480円くらい。水草が1つ50円で、すだれも100円くらい、あとメダカの餌。睡蓮の肥料も買ったんだけど、帰って来てから良く見たら魚の居る環境には向かないと書いてあったので買い直さなきゃかな……。
 メダカは水温の変化に弱いそう。帰って来てからは、1時間くらいビニール袋のまま水に浸けながら、ブリタで水道水をろ過しまくって、睡蓮鉢(というかタライ)にたくさん水を作って入れた。外に置いた水の温度くらいになるようにと水温を調節しながら。水量は、睡蓮の葉っぱが水面に浮かぶくらい。
 今のところメダカは元気。底に敷く砂とかも買いたい(田んぼの砂?というのを入れるとどじょうを育てられるらしい)し、背の高い系の草も植えてみたい。水草はこんな量で足りるのかというのも調べなきゃです。というか、本当はもっとかっこいい水鉢が欲しいんですけどね! しかし、そもそも今年睡蓮を咲かせられるかどうかもわからないビギナーなので調子に乗らないようにしないと。

 今回、睡蓮鉢とメダカを始めるために調べたことで、基礎知識のような部分を書き出してみます。

 ・睡蓮鉢は、水をたたえた大きな鉢の中に、小さい鉢に植えつけた睡蓮をそっと沈めてある。ここでメダカ・ホテイアオイなどの水草・その他の水辺の動植物を一緒に育てるとビオトープと呼ばれる。
 ・水鉢の大きさは直径45センチくらいは欲しい。大きめのほうが水温変化の対策にもなってメダカにやさしい。
 ・メダカの数は、1リットルあたり1匹くらいが目安らしい。
 ・睡蓮をうまく咲かせるには植え付けの際の肥料や追肥が必要だが、ビオトープにしている場合は魚や生き物に影響のない肥料を選ぶようにする。
 ・睡蓮には温帯性と熱帯性がある。熱帯性は開花期が10月位までと長い。植え付けのときの鉢の大きさ、越冬の方法など、両者は微妙に特徴や育て方が異なるのでうまく花を咲かせるためには調べておくこと。
 ・睡蓮は一日中直射日光が株の根元まで当たることを好み、そうでない場合は花が付きにくかったりする。
 ・メダカは丈夫な生き物だが水温の急激な変化に弱いのでそこは注意。また真夏に水温が30度を超えてくるとあまり良くないので、鉢を日中の半分程日陰になるような場所に置くなど工夫する。でも日光が好きな魚なので、これはあくまでも夏場の水温上昇防止の策。
 ・普段メダカには一日2回くらい餌をあげるが、ビオトープができあがっているような環境なら、旅行でやむを得ず1週間とかあげられなくても大丈夫。