ぺいって書いた!


 お昼寝から覚めて夕方。くま(ダッフィー)のぺいに、文字を教えてあげるって茶色とピンクの折り紙を要求してきたさな。渡してあげたらぺいの顔の絵を描いた。ぺいを動かして「なまえも書いてちょうだい」って言ってみたら、書いてきた、しかも、いつものオリジナルのペケペケ文字じゃなく、ちゃんとしたひらがなで! 超びっくりして、ほめつつも気のせいだと思いもう一回書いてもらったらやっぱりちゃんと「ぺい」らしきひらがなを書いて持ってきた! さなが初めて自分からひらがなを書いた!ひらがな記念日だ。
 書くほうは今まで数回ノートに名前を書いて下にまねして書いたり、たまにお下がりのあいうえおの本や漢字の本のひらがなのコーナーを読むときに一緒に指でなぞったりしただけで、もじの練習に関することはほとんど、押すとひらがなを喋るおもちゃと、パソコンでひらがなを押して文字を打ったり、iphoneでパパにメールを書こうとしたり、借りた絵本を読むといったような、書く練習ではなく、読んで遊ぶ内容のことがほとんどで、それなのに思い出して書くことができるんだなというのにびっくり。
 3歳くらいって覚える力がすごいって本当かも。だから、まだできる能力が無いだろうと思って実際にはさせてないことでも、見せるだけ見せるとか、聞かせるだけ聞かせるとかが、この時期の子供には思いのほか身になっているってことじゃないだろうか。
 前からしたいなと思ってやれてないけど、ドレミの練習とかもしてみようかな。
 そういえば数日前iphoneで、どうせできないだろうと思って一度やって見せただけのフリック入力を使ってパパにメールを書いていたのでびっくりした。3歳の記憶力ってすごい。
 子供のうち特別な勉強をさせてなくても大人になってみんなできるようになっていることって多いけど、どんな子もこうやって、とくに何も教えてないような毎日の中からも、たくましく学びとっていくんだろうなと、なんか、子供の中身のメカニズムに感心した。あと2週間足らずで誕生日。子供の成長を振り返るときって、過ぎた日々が幸せすぎて、過去をせつなく・先を不安に思ってしまうけど、今日こんな成長を目にして、2歳のさなとの日々も幸せだったけど、3歳のさな、3歳からのさなも楽しみだなと思えた。