ブレッドケースを手作り


今年のサンタから娘へのプレゼントは、ふわもちクックパンという、パンを作れるおもちゃだった。
朝にツリーの下へ起きていった娘が、「はぁ〜〜…ありがとうございますありがとうございます……」とひとりで呟いている声が寝室まで聞こえてきたのが受けた。うちに来るサンタは、要望の方向性はなんとなーく叶えてくれる感じのおまかせタイプのサンタなんだけど、去年のクレープ焼き機に続いてのクッキング系、今年も凄く喜んでいたので私も嬉しい。


蓋をしてハンドルをぐるぐる回して生地作りができるボウル、必要な分量が書き込まれている計量カップ、大さじ小さじ、生地を切るスケッパー、卵を塗るはけ、生地を取り出すときのまないたシートなど、必要な道具がすべて揃ってる。

今はアドバイスしながら作ってるけど、最終的には、オーブンで焼くところ以外、道具の片付けも含めて全部1人でできるようになるのを目標に、毎日のようにパン作りしてもらってます。パンうまい。
最初の日は基本の丸パンと、基本のごはんパン(生地の1/3くらいにごはんを使う。ごはんの粒感は残るけど、普通においしい)。今日はリンゴを砂糖とハチミツキャラメルで炒めてあげたのを入れて、キャラメルリンゴパン。

焼けたパンをパン屋さんみたいに入れておけるようにと、100均の木製フレームと金網、ホームセンターの9mmベニヤを使ってブレッドケースを作りました。グルーガンで仮組みをしてから釘打ちをしたのがすごく楽で、良かった。
ネットで見てずっと作ってみたかったからすごい満足!


サンタからは、もう一つ、梨木香歩の「岸辺のヤービ」も届きました。
岸辺のヤービ (福音館創作童話シリーズ)
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ままごとキッチンの第二の人生



とても昔、6年前にツーバイ材で作ったままごとキッチン。
近年はままごともしなくなって、ちょっと使い勝手の悪い物置き棚として使っていました。
最近、大掃除がてら、スマホで風水について検索したりしながら、家を居心地よくすっきりさせていきたいと奮闘中で。
今日も、年末だ!大掃除月間だ! って朝の掃除をはじめたら、テレビの裏の掃除をしてたらテレビの置き場所を変えたくなってきて、連動して他の家具の位置も変えて、そしたらこのキッチンを置く場所無くなるなぁ、と……ノコギリとか出してきて、ままごとキッチンを分解して、少し切ったり組み立て直して、以前から少し思い描いていた勉強机用の上置きを作りはじめていました。掃除機をかけてる途中だったから、木屑の掃除もできるし。
なんとか子供が帰ってくる前に終わった。お昼は食べそびれて、夕食に2人前くらい食べた。


↑作った頃のままごとキッチン。木が真っ白だ〜。

うちの子はこうなんだって


先日学校のマラソン大会があった。
参観の保護者は校内の区切られた場所での応援。
応援のためだけに校外の道に立つことは禁止されているので、子供たちの安全確保のために道々に数名立つ当番を引き受けた場合のみ、当番の役得として子供が道で走っている姿を間近で見ることができる。

うちの子が、私が立っていた校外の場所、そして校庭に戻ってきてからのゴール直前、どっちも私を見つけるとすんごい嬉しそうで、まるでうちの子だけNYシティマラソンのすんごいハッピーに仮装して走ってく人なみの楽しそうぶりだった。走り方も変、なんかこう、ゴールとか目の前の行程を、道とかも、見据えてない。ラストスパートの段階で重なるくらいすぐ前に走ってる子がいるのに、追い越そうともしていない。隣の子と競ってるよ〜ゴールまで頑張れ〜、って私がなんとかして身振りで示してるのに私を見つけたことでラストエンジョイしてる。順位は大体、後ろから2番目に遅いグループの中間〜後ろあたり。あんなに遅いのに何も気にしてなくて、私が見にきてるというだけであんなにハッピーに走っていける人初めて見た。

うちの子は幼稚園の頃から、発表会でステージに立ってもあからさまに私がどこに見にきてるか探しちゃうタイプで、二年生になってもなかなかそれがなおらない。

家で遊んでいるときも、昔も今も、ちょこちょこと自分がやっていることを見せにきたり呼んだり、そうでなくても只、ぎゅーしてってきたり、私自身は、あまりそんな風には周りを相手にしない子供だったから、そういう態度が理解できなくて、そのせいで子供が可愛くないとは全く思わないけど、もっと自立?っていうか、そんなにちょこちょここっち見なくていいのに…ってずっと思ってた。

だけど、今回のマラソン大会で、ゴールを目指して走る! でもなく、前の子を追い越す! でもなく、只々道に私が見にきていたってだけでアホっぽいほど楽しそうに笑いながらぱからっぱからっと走ってった子を見てしまって、今まで、何か、成長とともに直さなければならない悪癖のように感じて育てていた子供の特徴を、あー、うちのこってほんとにもうこんな子なんだ……。ときどき私が見てたってわかって、ときどき感想を述べてあげるだけでNYシティマラソンの仮装の人たちなみにすんごいハッピーな気持ちで走っていけるんだぁ、だったらもう、これからいつまでだっていくらでも見てやって感想述べてやればいいじゃん、合唱発表会で1人だけキョロキョロしてたら、肩をすくめて気配を消したりしてないで、こっちだよー!見にきたよー!って手をふってやればいいじゃん、もういいや、ってめっちゃなにもかもを認める気になった。

これが今年1番の私の気付き。



琥珀糖の基本の作り方と、マーブルやグラデーションにしてもちゃんと固まる方法



前から作ってみたかった、琥珀糖という宝石のようなお菓子、和菓子としては干し錦玉とも言うそうですね。
とうとう私も挑戦して、何度か作ってみました。すごく綺麗だしおいしいからたくさんの人に作ってみてもらいたいので、はじめてでも失敗しにくいポイントや、色をマーブルにしても失敗しない作り方を書いておきたいと思います。

専門家とかではないので、ネットで作り方を知って実際にやってみた上での発見にすぎず、ここに書いたこと以上の質問にはたぶん答えられないのですが、悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。



最初の関門は、寒天をよく溶かすこと。あらかじめ糸寒天を1日程度水に浸すのと、火にかけたあとは弱火でじっくり「完全に」煮溶かすことです。

第2に、砂糖を加えたあとの煮詰め具合。ここでも、弱火でふつふつとさせながらよく混ぜるのですが、混ぜるのに使っている泡立て器から垂れたしずくが、伸びて糸を引くようになったら火を止めます。

あとは色を混ぜて冷蔵庫で固めて切って干すだけなのですが、そこに最大のポイントがあるので、この下も読んでもらえると嬉しいです!



琥珀糖を作り始めると、より綺麗なものを作りたくなって、グラデーションやマーブルの色にしたいと思ってしまうのですが、そうすると、固まらなかったり、固まるのに単色の琥珀糖より時間がかかったり、やっと固まっても固まり方が荒くなってしまったりすることが多いです。

でも、手順をすこし変えるだけで、マーブルやグラデーションの琥珀糖でも、早く固まり始めてなめらかに乾燥させられることがわかりました。

というわけで、基本の琥珀糖の作り方と、ネットによくある作り方では難しかった、マーブルやグラデーションの琥珀糖の失敗しない作り方もわかったので、合わせて紹介したいと思います!



概要を言ってしまうと、ちゃんと寒天をよく溶かして砂糖も糸を引くまで煮詰めて作ったはずの琥珀糖が固まりにくかった場合、大きな原因は、「色付けのときに混ぜ方が足りなかった」ということに尽きます。

大前提として、材料は糸寒天とグラニュー糖、食品用の着色料を使います。たとえば、私、香りをつけたいと思って砂糖に飴玉を混ぜて作ったら、煮詰めても煮詰めても糸を引かず、焦げてカラメルになった……という大失敗をしました。飴玉の中の成分の水飴が良くなかったようです。このように、ちょっとした成分が影響したりしますので、色々味をつけたりアレンジするのは、基本の作り方で成功してから、徐々に試してみるのが良いと思います。ネットでよく使われる、着色にかき氷シロップや市販のジュースを使う方法も、成分によっては、使うと固まらないものもあるのかもしれないので、今回の作り方では食品用の着色料を使うことにします。


ネットにある多くの作り方だと、「少量の色水を容器に入れておいたものの上から寒天液を注いで混ぜる」、というのが多いですが、これだとかなり意識してよく混ぜないと十分には混ざりにくいです。寒天液は粘度が普通の水とは違うので、普通の感覚で、見た目ちゃんと混ざったと思っていても、もう一声、しっかりしっかり混ぜ込まないと完全に混ざっていないようなのです。よく混ざらないと、干しても固まりにくかったり、固まらなかったりしてしまいます。


なので、逆に、「寒天液に色水を落として着色し、よく混ぜる」としましょう! この方が、よく混ざりやすいです。それでも、混ぜるときは本当によく混ぜてください。

また、グラデーションにしようとして失敗するのも、同じく混ぜ方が足りないせいなので、たとえば、透明〜色付き寒天へのグラデーションを作りたい場合、「色水に寒天を注いで中途半端に混ぜる」のではなく、「『透明の寒天』と『よーく混ぜておいた色つき寒天』を混ぜる」という作り方でグラデーションにすると良いようです。

具体的には、
「まず、容器に、鍋から透明の寒天を半分だけ入れておく。そのあと鍋に残った残り半分の寒天に色を付けてよ〜くよ〜く混ぜたものを、容器に流し込む」とすると、あらかじめ色は混ぜ込んであるので、そのあとは容器の中でちょいちょいと好きなマーブル具合にするだけで大丈夫です。この、よーく混ぜるのところ、本当に、念には念を入れて、よ〜くよ〜く混ぜるのが、成功のポイントです。

多色のグラデーションにしたい場合も、「あらかじめ色をよく混ぜておいた寒天液どうしを、合わせる」という手順にすれば、ちゃんと早く固まるマーブル琥珀糖になります。



詳しい作り方(一例として、2色のグラデーションの琥珀糖の作り方を説明します。)

寒天5gと水200cc、グラニュー糖350gというのが、ネットに広まっている基本の分量です。これで、家庭用オーブンの天板3枚分くらいの量ができます。天板3枚分くらいの広さで、何日間か乾かすのに場所をとりますので、1度に作るのは、これくらいが適量だと思います。

1. 糸寒天、5gを一晩〜1日程水に浸す。ビニール袋に水と一緒に入れて密封しておくと楽です。この水は分量外ですので、浸すのに十分な量を使ってください。粉寒天、棒寒天などでもできるそうですが、糸寒天は、失敗しにくく出来上がりに透明感があると言われています。
2. 糸寒天だけをざるに取り出し、キッチンペーパーなどで軽く水気を絞ります。そのあと、200ccの水と一緒に小鍋にかけて、寒天を完全に溶かします。激しく沸騰しすぎると水分がなくなってしまうので、沸騰したあとは弱火で煮てください。寒天が透明になっても、よく見ると溶けきっていなかったりします。その状態を越えて完全に水と溶け合って液体になるまで、泡立て器などで混ぜながらよく溶かします。
3. 砂糖350gを加えて、さらに、混ぜながら弱火で煮続けます。基本の透明な琥珀糖を作るにはグラニュー糖が適していますので、はじめはグラニュー糖で作ってみてほしいです。
4. 弱火で煮詰めていくうちに、混ぜるのに使っている泡立て器などから落ちるしずくに、だんだん、とろみがついてきます。そのしずくが、長めに糸を引いて落ちるようになるまで煮詰めます。
5. そうなったら火を止めます。念のため、もう一度よく混ぜます。20×25cmとかの、少し大きめのプラスチック容器を用意し、軽く水で濡らします。また、小鉢などの小さい容器に、使いたい色の食紅を、ティースプーン1杯くらいのほんの少量の水で溶かしたものを用意しておきます。例として2色のグラデーションにするので、「色1」と、「色2」の2色分、用意しておきます。
6. 用意したプラスチック容器に、「鍋の半分の量」の寒天液を注ぎます。この、プラ容器に注いだ寒天液に、「色1」をお好みの量入れて、よーく!混ぜます。ここで注意。「色が全てに行き渡った」くらいで混ぜるのをやめず、念には念を入れて、そこからさらによ〜く混ぜてください。それが成功のポイントです。
7. こんどは、まだ鍋に残っている半分のほうの寒天液に、「お鍋に直接」「色2」を入れます。そして、こちらも、よ〜くよ〜く混ぜてください。色が行き渡ったくらいで混ぜるのをやめずに、おまじないだと思って念入りに混ぜてください。それが、成功のポイントです。
8. そしたら、この「色2」の鍋の寒天液も、「色1」が入っているプラスチック容器に注ぎこみます。このあとは、よく混ぜなくても、できあがりに影響しません。混ぜないなら混ぜないでもいいし、お好みのマーブル具合にするためにスプーンなどでギザギザ、ぐるっとしたりしても良いです。できたら、冷蔵庫で冷やします。
9. 寒天を乾かす時に並べる紙を用意します。うちの場合、オーブンペーパーを正方形に切ったものが3枚くらい必要でした。寒天がベタベタしているので、成型作業に入ってしまうと、手がベタベタになって紙を用意するのが大変になるので、あらかじめ用意しておきます。
10. 冷蔵庫などで冷やして、完全に固まったら、容器から取り出し型抜きなり、包丁で綺麗に切るなり、手で割ってかち割り風にしたり、好きな形にして、シリコンコーティングのしてある紙(オーブンペーパー)に並べて乾かします。私の経験だと、一口大になる位に適当にナイフで浅く切れ目を入れておいたのを手で割るというのが、1番、簡単に石っぽくできるように思います。糖分が多いのでベタベタしていて扱いにくいですが、あまりいじっていては衛生的にも良くないので、手早く頑張ります。一切れの大きさは、甘いものなので、小さめの方がいいかなと、思います。
11. この作り方だと、成功していれば1時間もすれば部分的に軽く乾燥し始めると思います。そのまま数日間乾燥させて、完全に表面全てが固まったら出来上がりです。うちの場合、ホームセンターなどに売っている、3段の食品用の干し網に入れて室内に吊るし、なるべく扇風機の風を当てるという環境で、成功すれば、4日目くらいには取り込めるようになりました。
12. 手順の6,7で混ぜるのが甘いと、なかなか固まらずに、何日か経ってかろうじて固まり始めたような気がする…くらいに、固まるのが遅れたりします。もしそれでも、日を置けば、たぶん固まりますので諦めないで乾かし続けてみてください。
13. 出来たあとは密封しておけば常温でも長持ちします。どれくらいもつのかなどは、人それぞれなのでご自分の責任で判断していただき、おいしいうちに召し上がってください。

一夜干しネット 3段 50cmx50cmx55cm 魚干し網 大
食品を干す網は、こういうものです。干し網、一夜干しネットなどの名称で、ホームセンターなどにあります。梅干し作りとか、干し野菜、一夜干しなど、一度買っておくと、たまに、役だちます。

百人一首リベンジ

まんがで読む 百人一首 (学研まんが日本の古典)

まだ1年生だった半年くらい前の2月頃に、まだうちの子には早そうだなぁと思ってた百人一首、今ブームが訪れました。

身長も伸びたし、運動面でできることも増えたし、2年生になってぐんと成長した。たった半年で、不思議。

ここに来るまでの軌跡。
まず、現実に伝説があったり実在していたりする数多の日本刀がテーマのゲーム「刀剣乱舞」に一緒にはまりました。そして、歴史的なテーマっていうつながりで、戦国BASARAっていうアニメを、一緒に見てみたら面白くて、ちょこちょこ見進めるようになりました。また、子供用の、たくさんの人の伝記がかんたんにまとめられている本を買ったりした。そうしていたら、娘自身も、少し、歴史的なものに興味が出始めたみたいで、「学校の図書館でれきしの本かりた!」って、縄文時代のムラ、とか、紫式部の伝記の本とかかりてくるようになった。戦国BASARAでは、私は政宗が好きです。バイクみたいにした馬がすごいです。娘は真田幸村が好きみたい。

それで、歴史っぽいものに親近感がでてきた感じなので、ちはやふるのアニメを一緒に見てみたら気に入ったみたい。始めに数話、登場人物たちの小学生時代がでてくるので、感情移入ができてつかみがオッケーだったのと、内容が、競技かるたがテーマのけっこうスポ根ものなのが、うちの娘にとっては目新しいストーリーなのかも。

すかさず、一緒に本屋に行って、半年前は買わなかった百人一首の本を買ってきたり、携帯に百人一首のアプリを入れてあげたら、楽しそうに覚えてる。

買った本は、上のリンクの学研まんがの百人一首の本なんだけど、純粋に和歌の描いている内容が知りたい人のためにも、また、競技かるたをしたい人のための覚え方のコツも、どちらにも対応しているし、それぞれの和歌の中のわかりにくい言葉の意味とか、詠んだ人についてや、詠まれたときの状況や背景、後日談のようなものも、その歌を読んでみてあれ?知りたいな、と思うことがあらゆる切り口からいろいろ書いてあって、そしてもちろん大まかな意味は漫画で示されているからイメージがしやすいし、とにかく隙がないし、すべてがここにあるって感じ。

私も30年以上前に、百人一首のひみつ、とかの学習漫画を読んでいるけど、やっぱり、それより、いろいろすごいと思う。多分、この何十年の間に何冊もあった子供向けの同様の本の、良いところを集め、悪いところは改善し、と、より良い内容になっているんだと思う。
学習漫画界も、進化してるんだわ…。ほんと、隙がないっていうのはこのこと。小学生時代に買ってもらって読み込んだとしても、高校とか大人になるまで楽しめると思う。

大人が読んでもすっごく面白い本です。


2回目のピアノ発表会


 ピアノを始めてからは3年目に入っているこの夏、2度目の発表会があった。
 子供なりの到達点というものがわからず、とりあえず、姿勢と手の形に気を付けるといい音が出るからそれを保つようにというのとか、ピアノのいい音ってどんな音なのかっていうのとか、私が教えても先生じゃないから正しいとは言い切れないんだけど、もう少しよくなるようにと繰り返し練習させたりとか、たいへんだった。
 本番では、途中で止まって弾けなくなったりとかはせず、2回ほどミスしてもすぐに弾き直し、続けて最後まで弾けたので良かった。最初と最後のお辞儀のとき、すぐに横を向いたりせずに正面を向いてできたこと、ステージ上から私たちを探そうときょろきょろしたりしないことも今年はできていたのも良かった。これからも一緒に練習していきたいと思います。


 

 服は、自然の中で弾くピアノっていう感じだった曲のイメージに合わせて、キャサリンコテージで見つけた緑のワンピースと、オールドネイビーで見つけたエスパドリーユ風のサンダルに、ポニーテールに黒いサテンのシュシュ、日本の作曲家という全体テーマだったからつまみ細工の髪飾り。

 午前中に一度リハーサルがあって、それから近くのアコレでお昼を買ってきて食べて、2時ころまで近くの図書館で本読んで(しかも本を4冊も借りた。重い)出番前に会場に戻った。出番のあとは一緒に発表会を見ていたんだけど、去年とおなじく居眠りしてしまっていた。

 ステージに飾られていた大きな花のオブジェが、実は小さい花束をまとめたものだったらしく、最後の写真撮影のあとに一人一つづつ持ち帰った。さなが最後まで戻ってこなくて、どうしたのかなぁと思っていたら、みんなが無難なのを持ちかえっていき最後に残ったとても大きな白いユリの花を持ってきた。持って帰るのたいへんだった。
 そのユリは本当に大きい! 最初は花が3つ咲いていた。この3日間で、まだつぼみだったものもだんだん咲いてきて、今は、5つも、とても大きな白いユリの花が咲いている。上のほうにあと3つつぼみがついている。すべての花がそれぞれ重なり合わない位置に咲いてたりつぼみをつけているから、テーブルの上に一輪挿しにさして置いているんだけど、もうほとんど大きな燭台みたいなのだ。咲いたらすぐに花粉の部分を取り除くと花が長持ちするということなのでそうしている。

 音楽を習っていると、普段は、やっぱり、ひたすら自分を磨くために演奏してる感じになってくるので、そうやって作り上げた音楽を分かち合う状況があると気づかせてくれる発表会は子供にもきっと必要で、貴重な経験だと思います。







 

だんごむし観察キットをてにいれた娘

だんごむしわくわくめいろハウス (科学と学習PRESENTS)

だんごむしわくわくめいろハウス (科学と学習PRESENTS)

幼稚園の頃からときどき、むし飼ってみたいな〜って言っていた娘。

私は昔旦那がカブトムシとクワガタを飼ったとき、体にダニがすっごいついたのが気持ち悪かったのがトラウマで、虫を飼うことには消極的だったんだけど、娘は最近、てんとう虫が大好きで、てんとう虫の幼虫を見つけては手に乗せて可愛がっていたり、小学校の国語でも「すみれとあり」っていう定番の虫観察ばなしをやっていたり、図書室にある本の中で、庭に来る虫についての本がいちばんのお気に入りって幸せそうに語ったりするし、メダカや金魚もベランダで飼ってるし、とにかく、外を歩いて見つかる小さきものを観察するのが楽しい時期なのかな。

本屋で、だんごむし飼育セットを見つけた。これは、プラスチックのケースの中に小さいキューブをカチカチはめ込んで、自由に迷路を作ってダンゴムシの家を作れるセット。これ自体は今までもあったっぽいけど、目を引いたのは、キューブに巻いて景観を変えられる絵のついた紙がついてきて、それが、今流行りの「マインクラフト」テイストなの。しかも女子向けに、ラブリーなお部屋というパターンもついてるのもぬかりない。

確かに、キューブを組み合わせて作る迷路だから、マイクラの洞窟みたいにするにはうってつけ!

面白いから買うか!と、娘と一緒に本屋に行って買ってあげたら、いままで何年も、やんわりと、昆虫の飼育を断り続けていたせいか、とうとう…うちでも虫を飼って良いとは……。と、思った以上に噛みしめるようにそうとう喜んでいたので、今まで親身に考えてあげなくてちょっとゴメンって思った。


日曜日だったから、説明書をよく読んでダンゴムシハウスを組み立てた後は、さっそくパパと外に出てダンゴムシを拾ってきた。10匹まで飼えるって書いてたのでとりあえず5匹。繁殖とかを観察することもできるんだけど、100匹とかの赤ちゃんが生まれたらちょっと怖いので、オスだけを集めることに。オスだけなんて、集められるの? と聞いたら、体の色や模様が違うからちゃんとわかるそうです。

えさは、隠れ場所代わりにもなる枯葉、野菜、煮干しなどなんでも。一月以上飼育するなら卵の殻も少し。月に一度糞の掃除をする。毎日、霧吹きで水をかけるか、枯葉の上にスポイトで水滴を与える。と、けっこう育て方もかんたんです。

家は遅くまで明るいので、夜は暗くしてあげたいと、自分が寝る前に空き箱をかぶせることにしたみたいです。
上の写真がその、ダンゴムシ男子学園。


そして、このダンゴムシ男子学園をつくりあげた娘は、こんどは、ピアノの曲を聞かせるたびにダンゴムシがどんな反応を示すか、という実験を始め、弾くたびにダンゴムシを観察しては「かくれてねむりはじめた!」「ごはんをたべはじめた!」などと声を上げるので、私が「真剣に心を込めて最高の演奏をすることで、実験の真の効果が現れるであろう」とアドバイスをしたから、すっごい真剣にピアノ弾くようになった。一曲ごとにダンゴムシをのぞくのが難点だけど! 2年生かわいい!